１１９番通報はおちついて
東京都の中（稲城市と島しょ地域以外）で１１９番に電話すると、２３区の中からは千代田区の、また、多摩地区からは立川市の災害救急情報センターにつながります。そこから災害現場に近い消防隊や救急隊に出場指令が出されます。
消防隊や救急隊がすばやく災害現場に着くためには、住所や災害の内容などの正しい連絡が必要です。火事や事故、急な病気のときにはあわててしまうことが多いですが、おちついて連絡してください。
住所がわからないときは、以下の確認方法があります。
・近くのお店や人に直接住所を聞きます。
・近くにある目じるし（名前がわかる建物や交差点など）を伝えます。
・地図アプリで今いるところを調べます。
・自動販売機、電柱、建物の壁に書いてある表示を確認します。
たくさんの消防・救急への連絡にもっとすばやく対応するために、東京消防庁は新しいとりくみをしています。助けてほしいときすぐに連絡できない場面でも、連絡できるようにするための「通報制度」です。
自動火災報知設備等の作動信号やペンダントを押すことにより送信される信号によって自動で消防・救急への連絡を行う１１９番自動通報制度と自動火災報知設備等の作動信号や押しボタンなどからの緊急信号を警備する会社が受信し、使う人に代わって連絡する１１９番代理通報制度の２種類があります。
