火災が発生した事例/ 危険性・出火防止対策/ 火災が発生した場合の対応 |
火災が発生した事例 | |
当庁管内おいて、パソコンフレームに使用するマグネシウム合金を機械仕上加工する工場で火災が発生しました。 マグネシウムは着火すると激しく燃焼し、しかも水による消火が適さない物質です。 取り扱う際には、次のことに留意してください。 |
マグネシウム等の危険性・出火防止対策 | |||
消防法の危険物に定められている水による消火が適さない物質は、代表的なものとして、マグネシウム、アルミニウム、鉄の粉末等があり、これらの物質は加熱した場合、爆発的に燃焼する性質や、水と接触すると可燃性ガス等を発生させる危険性を有しています。 これらの物質を取り扱う場合は、次のことに留意して出火防止を図ってください。
|
マグネシウム等の火災が発生した場合の対応 | |
マグネシウム等は水による消火が適さないため、空気を遮断する消火剤である、乾燥砂や金属火災用消火薬剤等を用いた迅速な初期消火が必要です。 また、消防機関へ通報する際は、マグネシウム等が燃えている旨を伝えるなど、これらの応急対応が適切に行われる体制作りに心がけてください。 |
|
⇒水での消火が危険な物質はこちら | |
→金属火災用消火器 |