東京消防庁 広報とうきょう消防(第6号)


地震による火災あなたは何ができますか


首都直下地震 東京では

首都東京では、首都直下地震や東海地震などの発生が危惧されています。東京湾北部地震(M7.3)が発生した場合は、 最大約9,700人の死者が発生する可能性があり、その4割以上が火災により亡くなると想定されています。

また、東京消防庁の算出による、「地震時における地域の延焼危険度」では、ランクが高い地域ほど、 燃え広がる危険度が高く、長時間燃え続ける可能性があります。

延焼する危険が高い理由としては、幅の広い道路が少ないことや木造住宅などの密集地域が大きく広がっていることがあげられます。

まずは火災を起こさないことが大事ですが、もし火が出た場合は、住民のみなさんが協力して、火が小さいうちに素早く初期消火を行うことで、 被害を最小限にとどめることができます。そのためには、地域で行う防災訓練がとても大切です。


東京都の地震時における地域別延焼危険度

※東京都の地震時における地域別延焼危険度測定(第8回)平成24年3月<東京消防庁>より。詳しくは東京消防庁ホームページ「防災トピックス」に掲載しています。


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