東京消防庁 広報とうきょう消防(第6号)

実際に首都直下地震のような大規模な地震が発生した場合、同時多発する災害や倒壊建物などに道を阻まれるなど、 災害の現場に消防隊がすぐに到着できるとは限りません。その時は、地域住民が協力して消火にあたらなければなりません。 いざという時、行動できるように、一人でも多くの方が、防災訓練を体験し身につけておくことが、地震による被害の軽減につながります。

また、日頃から、通勤時や散歩の際などを利用して、自分のまちのどこに、どのような防災用具があるかを覚えておくこともとても大切です。


学校や大きな広場で行う防災訓練の他に、みなさんが実際に住んでいる街区を訓練場所として「自分の近所で起こったら」をイメージしながら行うご近所同士の訓練も、いざという時に役立ちます。


区市町村主催の防災訓練の他に、お住まいの地域の町会や自治会で行う訓練もあります。日程や場所はそれぞれにお問合せください。また防災館(本所・池袋・立川)でも防災体験ができます。


防災訓練には、消火訓練のほかに、避難訓練、救出訓練や応急救護訓練など様々な訓練があります。いずれも自分たちのまちを守るために必要な訓練ですので、積極的に参加しましょう。

防災訓練に関するご相談は、最寄りの消防署へお問合せください。





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