急な病気やけがなど救急事故の現場に居合わせた人(バイスタンダー)が、救急車の到着までの間に応急手当を行うことで、救命や症状の悪化防止などに貢献できます。
特に、さまざまな人が多く集まる事業所や商店街、町会などでは、速やかに応急手当が行える救護体制づくりが必要です。東京消防庁では、救命効果を高めるため「応急手当奨励制度」を設け、事業所や商店街、地域等が自ら実効性のある応急救護体制づくりができるよう、救命講習に対する積極的な取り組みを奨励しています。応急手当を学ぶことで、救命や症状の悪化防止などにつながり、安心も広がります。
東京消防庁では、都民のみなさまや事業所を対象とした救命講習を行っています。講習修了者には、救命技能認定証が交付されます。詳しくは、お近くの消防署へお問合わせください。
応急手当奨励制度のページでも事業所名を公表します!
- 肩をたたきながら声をかけます。反応がなかったら、大声で助けを求め、119番通報とAEDを依頼します。
- 胸とおなかの動きを見ます。「普段通りの呼吸」をしているか、10秒以内で確認します。
- 動きがなければ心肺蘇生を行います。肩をたたきながら声をかけます。反応がなかったら、大声で助けを求め、119番通報とAEDを依頼します。
- AEDの到着まで胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返します。
- 胸骨圧迫は、胸の真ん中を「より早く、強く!」押す感じで行います。
- AEDの電源を入れ電極パッドを体に貼り、AEDの音声に従います。
- 電気ショックの必要性など全てAEDが判断します。
東京消防庁ホームページ/モバイルホームページ「応急手当の手順」に詳しい説明があります。
・PC版 / モバイル版(・i-mode ・EZweb ・SoftBank)
[ 応急パンダ ]めのまわりのもようがOQ(オーキュー)なのがとくちょう。とくぎは、おうきゅうてあて!もちろんAEDもつかえます。応急PANDA → People(人) and Ambulance(救急) 「都民と救急を繋ぐ」キャラクターです。