日本の火災予防運動は、アメリカの火災予防運動にならって行われるようになったといわれています。大正15(1926)年に、全国消防組組頭大会が開かれ、日本でも全国一斉に「防火デー」を設けようとの提案がなされました。
その後、昭和20(1945)年に、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の指示により、10月21日から全国一斉に一週間の火災予防運動を行い、昭和24(1949)年からは、秋季の1回を、春・秋の2回に分けて行うようになりました。実施期間は年によってまちまちでした。
昭和30(1955)年からは、実施期間が統一され、春の火災予防運動は3月1日から3月7日まで、秋の火災予防運動は11月9日から11月15日まで(開始日の11月9日は、119番の日にちなんだもの)の期間に実施しています。
平成26年春の火災予防運動ポスター
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