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東京消防庁 広報とうきょう消防(第15号)

住宅で起きる一酸化炭素中毒事故に注意

東京消防庁管内では平成21年からの5年間で、住宅における一酸化炭素による事故が74件発生し、118人が救急搬送され、そのうち6割以上は、入院の必要があるとされる中等症以上と診断されました。

一酸化炭素の発生要因では、七輪・火鉢や囲炉裏などの炭を使用するものが全体の6割を超えており、次いで、ガスコンロやガス湯沸器などのガスを使用する機器等となっています。

一酸化炭素は、無色・無臭で気が付きにくく、濃度によっては、死に至る危険性があります。また、1件の事故で複数の人が受傷することも多く、十分な注意が必要です。

室内で火気を使用する場合には、換気を十分に行いましょう。

キュータ

一酸化炭素中毒事故防止のポイント

十分な換気を行いましょう!

火気設備・器具使用の際は、換気扇の使用や定期的に窓などを開けるなど換気を十分に行いましょう。

また、少しでも異常を感じたら、火気設備・器具の使用を中止し十分な換気を行いましょう。

器具の使用方法を守りましょう!

発動発電機やバーベキュー用コンロなど屋外で使用する火気器具等は、屋内では使用しない!

火気設備・器具の使用方法を守りましょう。

定期的な点検と清掃を行いましょう!

不完全燃焼により一酸化炭素が発生します。

火気設備・器具の定期的な点検と清掃を行いましょう。


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