近年の住宅火災によって発生した死者の7割が「高齢者」となっています。ひとり暮らしや高齢者のみの世帯に多く発生していることから特に注意が必要です。
安全・安心な生活を送るため、ご自宅やご家族の住まいの
●飲酒後の寝タバコによって出火
●灰皿に吸い殻をためる等の不始末から出火
●周りの燃えやすいものに触れて出火
●上に干していた洗濯物が落下して出火
●電気ストーブの火災が多く発生
●火をつけたまま放置してしまうことで出火
●着ている服に火がうつり着火
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、使用する機会の増えた消毒用アルコールは引火しやすいため、十分注意して使用しましょう。
高齢者や障害者の方など、災害時に支援が必要な方のお宅を消防職員が訪問し、「火災」「地震」「家庭内の事故等」の危険性をチェックし、安全・安心な生活を送るためのアドバイスなどを行うものです。診断の所要時間は「約30分」です。
最寄りの消防署なで、お気軽にご相談・お問い合わせください。
火災を発見し、お知らせする機器です。早期に火災を感知して、お知らせすることで住宅火災から大切な命を守ることができます。東京都の火災予防条例により、住宅の居室、階段、台所の天井又は壁に設置することが義務付けられています。いざという時に火災を感知するように点検し、必要があれば交換しましょう。
夫が2階寝室でたばこを吸いながら眠ってしまったため、たばこが布団に着火して出火した。1階にいた妻が、2階の住宅用火災警報器の鳴動音に気づいて夫の寝室へ行くと、室内に白煙が充満していたため、119番通報し、台所で洗面器に水を汲み布団にかけ、初期消火を実施した。
定期的に本体のボタンを押すか、付属のひもを引いて点検してください。
詳しくは取扱説明書等をお読みください。
<音が鳴らないときは>※電池を交換しても鳴らない場合は、故障が考えられますので、本体を交換してください。
古くなった住宅用火災警報器は、電子部品の寿命などにより、火災のときに作動しなくなることがあるため、とても危険です。
秋の火災予防運動に伴い、俳優・アーティストの城田優さんを一日消防署長にお迎えし、火災予防を呼びかけます。
城田優さんがモデルを務める秋の火災予防運動ポスターを各所で掲示するほか、YouTube東京消防庁公式チャンネルでは、城田優さんからの特別メッセージ動画を配信しています。ぜひご覧ください。