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心肺蘇生を望まない傷病者への対応

● 概要

人生の最終段階にある傷病者の中には、ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)により自分が心肺停止になったときには心肺蘇生を実施しないで欲しいという意思を決めている方がいます。

「医療倫理の4原則」の一つである「自律尊重の原則」に基づき、人生の最終段階にある傷病者の心肺蘇生を望まない意思を尊重するため、要件を満たした場合に、救急隊が傷病者を医療機関に搬送せずに医師や家族等に引き継ぐ対応を行います。

● 対象者

成年の心肺機能停止状態にある傷病者うち、人生の最終段階においてACPにより、傷病者本人が「心肺蘇生の実施を望まない意思」を有している場合。ただし次に該当するものを除く。

● 要件

傷病者本人に心肺蘇生を望まない意思があることを示された件数
令和元年
(12/16〜12/31)
令和2年令和3年令和4年令和5年
該当する出場件数※8112126127108
医師等に引継いだ件数4101120122104
  • ※ 傷病者本人に心肺蘇生を望まない意思があることを示され、かつ、ACPにおいて、そのことが示されていたものを計上しています。
対応要領イメージ
画像:対応要領イメージ

 




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