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当署では令和２年１月３０日、武蔵野市内の会社事務所において意識不明で倒れた男性（５１歳）を救命した同僚の稲川さんと同ビル管理会社豊田さん、吉田さん、木村さんの４名に対し消防総監感謝状を贈呈しました。稲川さんはＡＥＤ搬送とパッド装着、豊田さんと吉田さんは胸骨圧迫、木村さんは人工呼吸とＡＥＤで除細動操作（１回）を行いました。４名の息の合った連携で、男性は職場復帰をすることが出来ました。
現在、救急要請が増大し救急隊が到着するまで平均で約６分、人が倒れ心肺停止になると１分遅れるごとに救命率は７〜１０％下がると言われています。今回のように同僚や家族が倒れた時、みなさんの勇気ある行動によって救える命があります。人が倒れている瞬間に遭遇することは滅多にないかもしれませんが、いざという時のために、応急救護の知識を身に付けておきましょう。
