おゆがはいったポットをいたずらしているよ。よいのかな?
だめだめ!ぜったいにだめだよ。
いたずらしていると、ポットからあついおゆがでてきて、やけどをしてしまうよ。
ポットをつかうときは、かならず、大人(おとな)といっしょにいるときにつかいましょう。
ポットはぜったいにいたずらしないでね!
「やけど」は中等症(生命に危険はないが、入院の必要があるもの)以上と診断される場合が高く、また、事故件数が大変多いのが特徴です。
お茶やコーヒーなどでやけどを負う事故は、年間で394件も発生しています。また、鍋の熱湯によるやけども多くなっています。
乳幼児は大人に比べ体も小さく、皮膚も薄いため、少しの熱湯でも、大けがになることがあります。
料理中や、お湯を沸かしている時だけでなく、テーブルに置いてあるコーヒーや味噌汁なども乳幼児の手の届かない所に置くなどの配慮が必要です。
また、熱くなったアイロンやストーブ等を触り、やけどを負う事故も増えています。
子どもは、普段大人がアイロンを使っているのを見ると、真似をして触ってみたくなるものです。
アイロンを使うときは、常に子どもから目を離さないようにしましょう。