東京消防庁インフォメーション>気をつけよう!身近な危険物!!

気をつけよう!身近な危険物!!

私たちの身の周りには危険物がたくさんあります。
日常の生活に欠かせないこれらの危険物のことをよく知り、正しく使って事故を防止しましょう。
下のかるたをクリックしてください!
たをしめ 涼しい場所で 容器保管
図1図2
石油ストーブにガソリンを入れてしまい…

危険物の中でも身近な存在である灯油は、危険物第四類の第二石油類・危険等級Ⅲに該当し、ストーブなどの燃料として家庭でも広く使われています。

危険物の運搬や収納に使用する容器は、その材質や構造、容積について消防法令に基準が定められています。

灯油などの危険物を貯蔵する場合は、基準に適合した容器を使用しましょう。また、昨年の灯油は使わないようにしましょう。

灯油を運搬・保管するために灯油用ポリエチレン缶を使う際の注意点
灯油用ポリエチレン缶
  1. 5年くらいが目安です!
    • 灯油用ポリエチレン缶は紫外線の影響を受けやすく、布等で覆っても劣化が進みます。5年を目安に交換するようにしましょう。
      (製造年月日が表示されています。確認してみましょう。)
  2. ガソリンを入れて運搬してはいけません!
    • 灯油用ポリエチレン缶にガソリンを入れて運搬すると、静電気が蓄積し、火災のおそれがあり非常に危険です。また、ガソリンが入っていることに気付かず、間違えてストーブに給油してしまう可能性もあります。ガソリンを運搬する際には金属製等の専用容器を使用しましょう。
  3. 保管場所に注意しましょう!
    • 風雨にさらされたり、日光に当たったりすると、灯油用ポリエチレン缶の性能は低下します。保管する際は、なるべく暗く涼しい場所を選び、直射日光が当たらないように気をつけてください。
  4. 灯油など危険物を大量に保管すると届出などが必要になります!
    • 灯油などを大量に保管する場合は消防署への届出などが必要となりますので、正しい手続きを行いましょう。