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気をつけよう!身近な危険物!!

私たちの身の周りには危険物がたくさんあります。
日常の生活に欠かせないこれらの危険物のことをよく知り、正しく使って事故を防止しましょう。
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使うなら 火のない所で アルコール

インフルエンザ、ノロウィルス対策など感染防止用として、消毒用アルコールによる手指の消毒や除菌等に使用されるケースが増えてきています。

消毒用アルコールの貯蔵、取扱いを行う場合の注意点
危険物表示の例
  1. 消毒用アルコールには危険物に該当するものがあります!
    • アルコール分が一定量以上含まれる消毒用アルコールは消防法上の危険物(第四類アルコール類)に該当し、その可燃性の蒸気は空気より重く引火しやすいなどの危険性があります。
      なお、危険物に該当する消毒用アルコールの容器には危険物である旨の表示がされています。
  2. 適正に管理しましょう!
    • 危険物に該当する消毒用アルコールを貯蔵、取り扱う場合の主な注意事項は、次のとおりです。
      • 消毒用アルコールを貯蔵、取り扱う場所では、火気を使用してはいけません。
      • 消毒用アルコールの容器を落としたり、衝撃を与える等の乱暴な取扱いをしてはいけません。
      • 消毒用アルコールを貯蔵、取り扱う場所は、常に整理、整頓を心掛けてください。
  3. その他
    • インフルエンザ、ノロウィルス等の対策や感染防止用として事務所等で消毒用アルコールの貯蔵、取扱いを検討する際には最寄りの消防署にご相談ください。

高濃度アルコール飲料にも注意!

実験例1実験例2
お酒をついで、たばこに火をつけようとしたら…(実験)

ビールやウィスキー、焼酎など、お酒にはアルコールが含まれています。たとえ飲料用のお酒であっても、アルコール度数の高いものは消防法の危険物(第四類アルコール類)に該当する場合があります。

引火しやすい性質を有しているにもかかわらず、不用意に火気を近付けたため、高濃度アルコール飲料に引火し、その炎で火傷を負う事故が毎年発生しています。(アルコール類の炎は青白いため、周囲の照明によっては炎が見えにくくなります。)

特に、飲酒時は判断力や行動力が低下しやすくなることから、十分に注意しましょう。

高濃度アルコール飲料のラベル例

「アルコール飲料で発生する意外な事故に注意!」もご覧ください。