消毒用アルコールには危険物に該当するものがあり、取扱いを誤ると、火災等を引き起こすおそれがあります。
ここでは、消毒用アルコールの安全な使い方をご紹介します。
なお、ウォッカ等のアルコール濃度の高い酒類を使用して消毒する場合でも同様の危険性があります。
手指消毒の際に使用する消毒用アルコールは、蒸発しやすく、可燃性蒸気となるため、火源があると引火するおそれがあります。消毒用アルコールを使用する付近では、喫煙やコンロ等を使用した調理など火気の使用はやめましょう。
消毒用アルコールの詰替えを行うときに可燃性蒸気が発生するおそれがあり、この可燃性蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい性質があります。消毒用アルコールの詰替えを行う場所は、通風性の良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性蒸気を滞留させないようにしましょう。
消毒用アルコールを直射日光の当たる場所等高温になる場所で保管すると、熱せられることで、可燃性蒸気が発生します。保管場所は、直射日光など高温になる場所を避けましょう。
【消毒用アルコールの実験映像について】
消毒用アルコール及び高濃度の酒類の燃焼実験映像を
Youtube東京消防庁公式チャンネルにて公開しています。