共同住宅での・・・「ついててよかった!」 戸建住宅での・・・「ついててよかった!」 台所に・・・「ついててよかった!」 居室や階段に・・・「ついててよかった!」 寝ているときに・・・「ついててよかった!」 外出中に・・・「ついててよかった!」
寝ているとき

寝ているときに「ついててよかった」!

 東京消防庁管内において、平成22年中の住宅火災による死者は83名(自損を除く)でしたが、そのうち22名が就寝中に発生した火災によるものです。就寝中は火災の発見が遅れる危険性が高いことから、少しでも早い火災の発見のため、住宅用火災警報器を設置しましょう。


  事例1 就寝中の火災で、家族が危機一髪・・・!

2階建ての戸建住宅に住む男性(60歳代)は、2階の寝室で寝ていると、住宅用火災警報器の警報音で目を覚ましました。廊下に出ると、煙が充満していたので火事だと判断し、一緒の部屋で寝ていた妻を起こし、さらに、別の部屋で寝ていた息子を起こそうとしましたが、ドアに鍵がかかっており応答がなかったため、仕方なく2人で屋外に避難し、携帯電話で119番通報しました。
 息子はその後、2階の窓から助けを求めているのを消防隊に発見され、救助されました。
 出火原因は放火の疑いです。

  事例2 寝タバコで・・・!

共同住宅に住む男性(60歳代)は、布団の中でタバコを吸っているうちに眠くなり、灰皿にタバコを置いたまま寝込んでしまいました。
 その後、男性は住宅用火災警報器の警報音で目を覚ますと、座布団から煙が上がっているのを発見しました。すぐに、ペットボトルの水で消火し、携帯電話で119番通報しました。
 出火原因は、タバコの火種が座布団に落ち着火したものです。

他にもまだまだ多くの「ついててよかった!」という報告が寄せられています。自分の安全、家族の安全、近所の安全、地域の安全・・・住宅用火災警報機を設置して、より安全で安心な暮らしを手に入れましょう!