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東京消防庁安全・安心情報トピックス

高齢者等要配慮者を災害から守る

 建物火災で最も多いのが、住宅や共同住宅など住まいからの火災です。また、火災による死者のほとんどがこれら住宅や共同住宅からの火災で発生しています。火災による死者の半数以上が65歳以上の高齢者や身体の不自由な方です。
 東京消防庁では「消防のふれあいネットワークづくり」をスローガンに火災や地震などの災害が発生した場合に自主防災組織など隣近所の住民の皆さんの協力を得て、救出や救助がスムーズに行われるよう、協力体制づくりを進めています。
 特に一人暮らしの高齢者や身体の不自由な方は、日頃から地域社会に積極的に参加し、隣近所とのつながりを大切にしてください。
 また、一人暮らしの高齢者や身体の不自由な方の近隣の方は、いざという時のため、日頃からそれらの方々の実態を把握し、見守っていてください。

火災を防ぐ
地震の時に身の安全を守る
家の中での危険を防ぐ

もし火災が発生したら
  • 近くの人に早く知らせ、消火する
  • おちついて119番へ連絡する
  • いち早く避難する

もし地震が発生したら
  • グラッときたらテーブルなどの下にもぐり身の安全を図る
  • あわてて外に飛び出さない
  • 背の高い倒れやすい家具などから離れる
  • 「地震、火を消せ!!」と声をかけ合う
  • すぐに火を消す
  • 揺れがおさまったら、火事が起きていないか確かめる

いざという時に備えて
  • 緊急通報システム
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このほかに119番ファクシミリ通報があります。
  • 火災安全システム
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火災を防ぐ

たばこによる火災を防ぐ
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  • 寝たばこは絶対やめる。
  • 灰皿には水を入れて使う。
  • たばこの吸殻をくずかごに捨てない。

ストーブからの火災を防ぐ
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  • 外出・就寝時には、消火を確認する。
  • 燃えやすい物は近くに置かない。
  • ストーブに給油するときは、必ず火を消してから。

こんろからの火災を防ぐ
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  • 点火・消火を必ず確かめる。
  • 火はそで口をねらっている。
  • その場を離れるときは、必ず火を消す。

電気からの火災を防ぐ
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  • 電気のコードは家具等に踏まれないようにする。
  • 傷んだコードは早めに交換する。
  • たこ足配線は絶対にしない。

放火による火災を防ぐ
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  • 家のまわりを整理整頓し、段ボールなど燃えやすいものを置かない。
  • ゴミは決められた日の朝に出す。

 

地震の時に身の安全を守る

いざという時の用意と保管物
非常持ち出し品をいつでも持ち出せる場所に用意する
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家具類の転倒・落下の備え
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家の中での危険を防ぐ

コード類は、きちんと整理する
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階段・トイレなどに手すりをつける
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浴室・室内の段差に注意
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浴室のマットが動いたりしないように敷きつめる
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いざというときのために電話の前など
わかりやすい場所に置いておいて下さい
火事・救急119番
119番通報のしくみ

火災を出さないためのいろいろな機器 高齢者等要配慮者を対象とした住まいの防火防災診断

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