第47回消防救助技術関東地区指導会 概要
この大会は、関東地区1都9県(群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、神奈川、長野、山梨、静岡、東京)の救助隊員が一堂に会し、日頃鍛え抜いた消防救助技術を披露するとともに、互いの知識・技術を競い学ぶことを通じて、複雑多様化する災害現場に即応できる高度な救助技術と強じんな体力・精神力を養い、研さんを図ることを目的として年に一度開催されているものです。
47回指導会 公式ロゴマーク
指導会日時
平成30年7月5日(木)午前9時00分から午後3時20分まで
※荒天時は中止になる場合がございます。中止の際は、当庁ホームページ、ツイッター、フェイスブックでお知らせします。
〜 指導会LIVE映像配信予定!! 〜
陸上の部LIVE
水上の部LIVE
場所
【陸上の部】東京消防庁夢の島消防訓練場
東京都江東区夢の島三丁目1番1号
JR京葉線
東京メトロ有楽町線 新木場駅より徒歩15分
※大会当日は新木場駅より無料シャトルバスを運行します。
【水上の部】東京辰巳国際水泳場
東京都江東区辰巳二丁目8番10号
東京メトロ有楽町線 新木場駅より徒歩12分
※大会当日は新木場駅より無料シャトルバスを運行します。
(辰巳水泳場が運行するバスとは異なります。)
会場周辺図
電車でお越しの場合
新木場駅南口ロータリーから、約15分間隔で各会場行きのシャトルバスを運行いたします。(午前8時運行開始)
訓練種目
陸上の部(4種目)
引揚救助
5人1組(要救助者含む)で、2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出後、脱出します。地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。
ロープブリッジ救出
4人1組(要救助者含む)で、2人が水平に展張された渡過ロープにより、対面する塔上へ進入、要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引したあと脱出します。隣の建物等から進入し、要救助者を救出することを想定した訓練です。
障害突破
5人1組(補助者含む)で、4人が協力し「乗り越える」「登る」「渡る」「降下する」「濃煙を通過する」の基本動作により5つの障害を突破します。災害現場の様々な障害を想定した訓練です。
技術訓練
定められた手法及び器材に縛られることなく、創意と工夫でより安全で的確かつ迅速な訓練を発表する訓練です。
なお本指導会では、千葉県内の救助隊が技術訓練を実施します。
水上の部(7種目)
複合検索
マスク、シュノーケル、フィンを着装し、シュノーケリングで障害物を突破しながら水中のリングを検索して引き上げる、水中の行方不明者の捜索を想定した訓練です。
基本泳法
「順下飛び込み」で入水した後、常に顔が水面に出た状態で、水難救助の基本泳法2種類(抜き手及び平泳ぎ)で25mずつ泳ぐ、水難救助の基本的な泳法を習得する訓練です。
溺者搬送
2人1組(要救助者を含む。)で要救助者(溺者)を注視しながら近づき、チンプール(あごの確保)で確保した後、ヘアキャリー(髪の毛をつかんで搬送する。)により救助する訓練です。
人命救助
3人1組(要救助者を含む。)で救助者が要救助者を抱き抱え、補助者のたぐりよせるロープを利用して救助後、再び水没しつつある要救助者(訓練人形)を水面に引き上げ、救助する訓練です。
溺者救助
3人1組(要救助者を含む。)で、救助者と補助者の2人が協力して浮環に救助ロープを結着後、救助者が要救助者の位置まで搬送し、これに要救助者をつかまらせ、補助者が救助ロープをけん引して救助する訓練です。
水中結索
3人1組でスタート地点から20m先の水中に沈めてある結索環に、指定された3種類の結索(もやい結び、巻き結び、ふた回りふた結び)をリレー形式で行います。水中でのロープ結索技術を習得するための訓練です。
水中検索救助
4人1組で、2人が水面と水中を交互に検索し、水没している要救助者(訓練人形)を水面に引き上げた後、他の2人が対岸の救出地点まで協力して運んで救助する訓練です。
消防PRコーナー
陸上会場にて消防PRコーナーを設置します。
・消防車両の展示及び体験(VR防災体験車)
・救助資器材の展示 など