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紹介

消防救助機動部隊とは

1995年に発生した阪神・淡路大震災の教訓から、通常の消防力では対応が困難な救助事象に迅速に対応するための部隊の必要性が提起されました。このため創設されたのが、消防救助機動部隊(通称:ハイパーレスキュー)です。

消防救助機動部隊は、特殊な技能・能力を有する隊員や装備で編成され、大型重機を備えるなど、多数の人命を早期に救出することを目的としたスペシャリスト部隊です。
  第九消防方面本部消防救助機動部隊は、東日本大震災が発生した際にNBC災害を専門とする第三消防方面本部消防救助機動部隊が長期間にわたり派遣されたことにより、NBC災害に対応する消防救助機動部隊を増設することで一方を他府県に派遣する際にも相互補完できるよう、東京消防庁5部隊目の機動部隊として発足しました。

部隊配置

配置 第八消防方面本部 消防救助機動部隊 機動救助隊 機動特科隊 機動救急救援隊 第九消防方面本部 消防救助機動部隊 機動救助隊 機動科学隊 機動特科隊 機動救急救援隊 第三消防方面本部 消防救助機動部隊 機動救助隊 機動科学隊 機動救急救援隊 第二消防方面本部 消防救助機動部隊 機動救助隊 機動特科隊 機動救急救援隊 第六消防方面本部 消防救助機動部隊 機動救助隊 機動特科隊 機動救急救援隊 第八消防方面 第十消防方面 第五消防方面 第四消防方面 第三消防方面 第六消防方面 第七消防方面 東京消防庁本部 第一消防方面 第二消防方面 第九消防方面

発隊の経緯

平成7年1月17日
阪神・淡路大震災 震度7 死者6,434人 負傷者43,792人
平成8年12月17日
第二・第八消防方面本部消防救助機動部隊発隊
平成14年4月1日
第三消防方面本部消防救助機動部隊発隊
平成16年10月23日
新潟県中越地震 震度7 死者67人 負傷者4,805人
平成18年4月25日
兵庫県尼崎市列車脱線事故 死者107人 負傷者562人
平成19年4月25日
第六消防方面本部消防救助機動部隊発隊
平成23年3月11日
東日本大震災 震度7 死者16,447人 負傷者5,888人 行方不明者4,787人
平成25年3月30日
第九消防方面本部消防救助機動部隊 発隊
平成28年1月6日
航空消防救助機動部隊 発隊
平成28年3月30日
鑓水隊舎(本隊舎)業務開始
 
 

部隊編成

第九消防方面本部消防救助機動部隊は、第九方面の地域特性である広域林野火災、土砂崩落災害等の大規模災害対応するため、機動部隊として3隊編成になっています。

配置 方面本部長 副本部長 指揮隊 消防救助機動部隊 機動救助隊 機動科学隊 機動特科隊 機動救急救援隊

第九消防方面本部消防救助機動部隊(9HR)の特徴

東京消防庁では、これまでに震災・大規模災害を専門とする部隊を3隊、NBC災害を専門とする部隊1隊を配備してきました。
  そして、東日本大震災の大規模な震災複合災害が発生したことを教訓に、地域特性に対応し、震災・大規模災害とNBC災害の両方に対応可能な新たな部隊として9HRが発隊しました。
  現在は、第九方面の地域特性である広域林野火災、土砂崩落災害等の大規模災害へ対応できるよう、多種多様な特殊車両、資器材、装備が配置されています。隊員には自己の専門分野はもとより、様々な活動についての知識と技術、更には、臨機応変な対応が求められます。
  各隊が保有する専門的知識・技術を最大限発揮し、一般災害・震災の他にも、危険物火災、林野火災、土砂災害、山岳救助などの各種災害に対応しています。
 


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