東京消防庁

東京消防庁 広報とうきょう消防(第47号)

住警器の設置で住宅火災の被害を軽減!

住宅用火災警報器(住警器)は、煙や熱を感知し、警報音などで火災の発生を知らせてくれます。住警器を設置することで、火災を早期に発見し、速やかな通報や消火、避難が可能となり、被害を防止、軽減することができます。

東京都の火災予防条例により、住宅内の全ての居室・台所・階段に設置することが義務付けられています。

本体交換は「設置から10年」が目安です

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古くなると電子部品の劣化や電池切れなどにより火災を感知しなくなることがあります。設置から10年を目安に本体の交換をしましょう。

10年経過しているか分からない場合は、本体を外して内部に書かれている製造年月からおおよその設置時期を推測することができます。

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「付加機能付き住警器」を設置するとより安心です

火災を感知するだけでなく、最新の住警器はさまざまな機能が付いています。お住まいや暮らしに合わせた住警器選びをしましょう。

[複合型住警器](火災・ガス・CO警報器)

イメージ都市ガスや一酸化炭素(CO)も感知して、あらゆる側面から火災などの発生を知らせます。

トピックス

一酸化炭素(CO)は、無色・無臭で気が付きにくく、人体に有毒な気体で注意が必要です。

たばこなどの火種により無炎燃焼が継続すると、一酸化炭素中毒になり死に至る危険があります。

[ 連動型住警器 ]

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火災が発生すると、設置された全ての住警器が一斉に鳴動します。

[ 屋外警報装置 ]

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インターホン等と連動して、屋外に火災の発生を知らせます。

定期的に点検をしましょう

「いざ」というときに住警器がきちんと作動するように、日頃からお手入れや点検をしましょう。

正常な場合、正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。

一般的に点検の際の警報音は自動で止まります。

<音が鳴らないときは> 電池切れか、住警器本体の故障が考えられます。

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▲点検について詳しく知りたい方や動画でご覧になりたい方はこちら

警報器がなったらすぐに確認

<火災のときは>

大声で周りに火災を知らせ、119番通報をしましょう。

自身に危険が及ばない範囲で初期消火を行いましょう。危険を感じたら速やかに避難しましょう。

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<火災ではないときは>

調理中の煙などを感知して警報器が鳴ってしまったときは、本体にある警報停止ボタンを押すか、付属のひもを引いて警報音を止めましょう。

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