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災害に強い地域づくり〜自助と共助〜

共助について 1/6

共助とは、自分の家から万一火災が発生した場合や隣近所で火災が発生した場合は、近隣住民で協力し合って消火活動や救助活動をしたり、困っている近隣住民を周囲の住民同士で助け合ったりすることです。

特に、30年以内に70%の確率で発生すると予測されている首都直下地震が発生すると、多くの火災や家屋倒壊が発生して消防隊や消防団だけでは対応しきれない可能性があります。近隣住民で協力して活動することが大切になります。

阪神・淡路大震災では、倒壊した家屋に閉じ込められた人のうち、ほとんどが家族、友人、隣人、通行人に助けられています。
東日本大震災では、日頃から地域活動やつながりの深い集落では、自主防災組織のリーダーが早期に避難させるなど高い避難率で犠牲者が少なく、日ごろの訓練成果が活かされています。