大きな地震が発生すると、揺れが一往復するのにかかる周期が長い、ゆっくりとした大きな揺れが生じることがあります。このような揺れのことを「長周期地震動」と言います。 長周期地震動により、高層ビルなどの高い建物が大きく長い時間揺れ続けることがあります。 また、長周期地震振動は、遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百キロ離れた所でも高層ビルなどがゆっくりと大きく、長い時間揺れ、室内では家具が倒れたり、移動したりして大きな被害が出ることがあります。