物を置かない!階段・廊下クリーンキャンペーン実施中
東京消防庁では、大阪市北区のビル火災を受け、類似の建物(屋内階段が1系統で3階以上の階又は地階に不特定多数の方が利用する用途のある建物)約8,000棟に対し緊急の一斉立入検査を実施しました。一斉立入検査では、約17%の建物で階段・廊下等に物が置かれている状況を確認したことから、「物を置かない!階段・廊下クリーンキャンペーン」として広く事業者の皆様に広報を実施していくこととしました。
万が一、火災が発生して避難しなければならない時、階段や廊下に物がたくさん置かれていると大変危険です。防火戸の前や防火シャッターの下に物が置かれている場合、防火戸等が閉鎖せず煙や炎を防ぐことができません。建物の規模や構造によらず、避難経路となる階段や廊下には、物を置かないようにしましょう。
なお、東京都産業労働局及び公益財団法人東京都中小企業振興公社では、都内中小企業等を対象に、火災の初期対応を確実に実施するため、現行の法令義務による消火器具等に加えて、自主的に高性能な消火器を導入する経費の一部を助成しています。
詳細は、公益財団法人東京都中小企業振興公社企画管理部助成課「テナントビル等安全対策強化支援事業」(電話03-3251-7924)までお問い合わせください。
問合せ先:予防部 査察課 査察計画係