令和3年6月上旬、男性が1人で埼玉県飯能市名栗湖付近から入山し、棒ノ折山を経由して御嶽駅に向けて関東ふれあいの道を登山中に、名坂峠付近で登山道を約5m滑落し右足を受傷する事故が発生しました。
山岳救助隊は、名坂林道終点から約20分入山した地点で男性と接触しました。救急隊により男子絵の容態観察を行い、男性に右足の固定と保温を実施した後、バスケット担架に乗せて搬送を開始しました。ロープで確保を取りながら、滑落地点から斜面を約20m降下した後、消防ヘリコプターの救出地点まで搬送し、消防ヘリコプターにより医療機関へ搬送しました。
時間が経つにつれて、疲労が重なって転倒や滑落が多く発生します。奥多摩の山でも、滑落すると命を落とす危険があります。無理のない登山計画で、安全に登山を楽しみましょう。