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東京消防庁奥多摩消防署山岳救助奥多摩湖周辺令和3年

令和3年 山岳事故等の詳細【奥多摩湖周辺】

足を滑らせ約30m滑落

令和3年5月上旬、男性は六ツ石山を経て鷹ノ巣山の山頂に至り、休憩後に水根沢林道を下山中、急斜面に足を滑らせ約30m滑落し受傷する事故が発生しました。

山岳救助隊は、水根沢林道終点から約1.2km進入した地点で、助けを求める男性の声を確認しました。男性の発する携帯電話の光を頼りに、林道からロープとエイト環を利用して約30m降下し、男性と接触しました。男性は自力での歩行が可能であったため、チェストハーネスを装着してロープにより引き上げ、林道上まで救出しました。その後、バスケット担架で救急車の停車位置まで搬送し、医療機関へ搬送しました。

事故発生時は、雨の影響により登山道がぬかるんでおり、大変滑りやすく危険な状況でした。登山時は天候を考慮した計画を立て、無理をせず安全に登山を楽しんでください。

           


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