住宅用火災警報器について

住宅用火災警報器について

住宅用火災警報器は、火災の煙や熱などを感知して、音声や警報音で知らせてくれるので火災の早期発見に大変有効です。

設置が必要な場所は?

住警器
全ての居室※、台所、階段への設置が義務付けられています。
また、自動火災警報設備やスプリンクラー設備が設置されている部屋等には、設置の必要はありません。
(※居室とは、居間、ダイニング、子供部屋、寝室など常時継続的に使用する部屋をいいます。浴室、トイレ、洗面所、納戸は含まれません。)

住宅用火災警報器の種類

煙
煙式 火災による煙を感知します。火災をより早く検知するため煙式をお勧めします。
熱
熱式 火災による熱を感知します。台所など熱が出る場所に適しています。
複合
複合型 火災とガス漏れを感知します。

日野市民を守った住宅用火災警報器

事例1 火災から家族3人無事避難出来た事例
 日野市内の3階建ての住宅で、深夜、居住者の男性が2階の居室で就寝していたところ、「ピーピー」という音で目が覚め、居室のドアを開けると煙が廊下いっぱいに広がっていた。慌てて、同じ2階の別の居室で就寝中の家族2人を起こし、3人で3階のベランダから無事避難しました。
事例2 火災を未然に防いだ事例
 日野市内の2階建て住宅に住む女性が1階で夕食を食べていると、「ピーピー」という音が聞こえたため、音のする方へ確認に行くと、1階の台所が煙にまみれていた。すぐに119番通報し消防隊が確認すると、ガスコンロの火がつけっぱなしになり、コンロ上の味噌汁の鍋が空焚きになっていました。
 本件は早期発見により、火災にはいたりませんでした。

 

問合せ先

  • 日野消防署
  • 予防課
  • 予防係