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 首都直下地震発生!その時東京は?/地震だ!怖いのは火災?
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首都直下地震発生!その時東京は?

  東京都では、東日本大震災を踏まえ、平成18年5月に公表した「首都直下地震による東京の被害想定」を全面的に見直し、平成24年4月18日、新たな「首都直下地震等による東京の被害想定」報告書を発表しました。
 被害の概要は、以下のとおりです。
 被害の概要(秋の夕方18時・風速8メートル/秒)
    【首都直下地震】 【海溝型地震】  【活断層で発生する地震】 
 東京湾北部地震
(M7.3)
多摩直下地震
(M7.3) 
 元禄型関東地震
(M8.2)
立川断層帯地震 



 死者 (人)  約9,700  約4,700  約5,900  約2,600
   揺れによる  約5,600  約3,400  約3,500  約1,500
   火災による  約4,100  約1,300  約2,400  約1,100
  負傷者(人)
 (うち重症者)
 約147,600
(約21,900)
 約101,100
(約10,900)
 約108,300
(約12,900)
 約31,700
(約4,700)
   揺れによる  約129,900  約96,500  約98,500  約27,800
   火災による  約17,700  約4,600  約9,800  約3,900



害  
  建物被害(棟)  約304,300  約139,500  約184,600  約85,700
   揺れによる  約116,200  約75,700  約76,500  約35,400
   火災による  約188,100  約63,800  約108,100  約50,300
避難者の発生(人)
(ピーク:1日後) 
 約339万  約276万  約320万  約101万人
 帰宅困難者 約517万人 
(⇒東京都防災ホームページ「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年4月18日公表」より)



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地震だ!怖いのは火災?!

 地震の被害想定では、火災による死者や負傷者、建物の被害が想定されます。
一方、震災時は水道管の破裂などにより消火する水の確保が難しく、また道路の亀裂や倒壊した建物等により、消防車両の出動は困難になると考えられます。
 小さな火種でも、消火のチャンスを失すれば、次々と燃え広がり、辺り一面、大きな火の海になるおそれがあるのです。建物が壊れても物は残りますが、炎は何もかもを奪ってしまいます。

写真:ヘリと火災の映像

火災を出さないために

「ぐらっときたら身の安全」まずは揺れを感じたら身の安全を図ることです。
あわてないで!火を消すチャンスは3回あります。


チャンス1 小さな揺れを感じた時
数秒の瞬間をとらえて、すぐ手元で使っている火を消しましょう。
習慣がものをいいます。
イラスト:地震時に発生する火災
チャンス2 大きな揺れがおさまった時
大きな揺れの時は、まずは身の安全。
揺れがおさまってから消火しましょう。
チャンス3 出火した時
出火しても1、2分程度なら、手元にある消火器具などで十分消すことができます。
(消火器の消火できる目安は、天井に火が燃えうつるまでです。)

 
イラスト:バケツリレー 火災を発見したら、すぐに大きな声で知らせましょう。

 震災時の火災は、ご近所にとっても他人事ではありません。「火事だ」の声が聞こえたら、とにかく炎が小さいうちに、みんなで消し止めてしまうことが大切です。

消火の備えも忘れずに

 消火器等のほか、断水時の消火用水の確保として日頃から風呂の水を汲み置いておきましょう。(実際、水道が使用できず、消火や火傷の手当てに、トイレのタンク水や、ペットボトルの飲料を使った事例もあるそうです。)

イラスト:消火用具の準備
イラスト:避難時に電源遮断 電気製品にご注意!

 壊れた電気器具の発熱により火災になった事例もあります。普段から使用しない電気器具の差込プラグは抜いておきましょう。また、電力の復旧時を考慮し、避難する際は必ずブレーカーをおとしましょう。

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