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東京消防庁府中消防署安全・安心情報>地震に備えて
 

   「してますか?家具類の転倒・落下・移動防止対策」

 東京消防庁管内では、東日本大震災で195名の方が救急車などにより、病院へ搬送されました。
 搬送された方のおよそ4割が、外壁や天井、家具類などの転倒や落下によるけがでした。
 地震による被害を最小限に抑えるため、家具類を固定するなど、転倒・落下・移動防止対策をしておきましょう。

1995年阪神・淡路大震災時
家庭内の様子
2007年能登半島沖地震時
官公署の様子
2008年岩手・宮城内陸地震時
物品販売店舗の様子
写真:1995年阪神・淡路大震災時の様子 写真:2007年能登半島沖地震時の様子 写真:2008年岩手・宮城内陸地震時の様子

家具類の転倒・落下・移動防止対策
イラスト:家具の転倒・落下・移動防止対策 転倒・落下防止対策のポイント
転倒防止金具などで固定し、倒れにくくしておく。
サイドボード、食器戸棚、窓などのガラスが飛散しないようにしておく。
本棚や茶ダンスなどは、重い物を下の方に収納し、重心を低くする。
棚やタンスなど高いところに危険な物を載せておかない。
食器棚などに収納されているガラス製品(ビン類など)
具体的な固定方法
二段重ねの家具類は、上下を平型金具などで固定する。
柱、壁体に固定する場合は、L型金具と木ネジで家具の上部を固定する。
ガラスには、ガラス飛散防止フィルムを貼る。
吊り戸棚などの開き扉は、掛金などにより扉が開かないようにする。
食器棚のガラス製品(ビン類など)が、転倒したりすべり出さないよう防止枠を設ける。
→東京消防庁ホームページ「家具類の転倒・落下・移動防止対策」へ 

 下のイラストにマウスポインタを置いてみてください?
オフィスにおける地震発生時の様子 ダイニングにおける地震発生時の様子
↑オフィスにおける地震時の様子 ↑家庭内(台所)における地震時の様子


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 非常用品を備えよう!
東日本大震災の直後は、東京でも飲料水や食料、懐中電灯などの物資不足となりました。
日頃から、非常用品を準備しておきましょう。
 非常持ち出し品 
 避難時に必要なものをリュックサックなどにまとめて、目のつきやすいところに置いておく。 
□飲料水  □携帯ラジオ  □衣類  □履物  □食料品 
□マッチ・ライター  □貴重品  □懐中電灯 □救急セット
□筆記用具  □雨具(防寒)  □ちり紙など生活に欠かせないもの
イラスト:非常用持ち出し品を準備しよう   
 非常備蓄品
 地震後の生活を支えるもので、1人3日分程度。
停電に備えて: 懐中電灯、ローソク(倒れにくいもの)
ガス停止に備えて: 簡易ガスこんろ、固形燃料
断水に備えて: 飲料水 ※1人1日3L目安
  防災準備品 
 地震直後の火災や家屋倒壊に備えるもの  
火災に備えて: 消火器・三角消火バケツ・風呂の水の汲み置きなど
避難・救出に備えて: 斧・のこぎり・スコップ・大バール・防水シート・のこぎりなど


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   安全と安心のために…今できること!

 地震の時、頼りになるのは、一人ひとりの力と、そして地域の力です。
 地震にそなえて(東京消防庁ホームページへのリンク)
  今、一人ひとりにできること
イラスト:地震に備えて 家庭でできること
 やってみよう!防災訓練
 その時になればできるものではありません。
 初期消火、救出、応急手当、避難要領など、実際に体験してみましょう。

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