リコール・社告品から出火した火災事例一覧(平成30年)

このコーナーは、東京消防庁管内で発生した火災のうち、リコール・社告品等に起因したものについて公表して注意を呼びかけ、火災の再発を防止することを目的としています。
同一製品の場合、製造期間、製造番号等によっては、リコール・社告の対象品となっている場合があります。
対象製品の製造番号、不具合の内容等、詳細については各メーカーまたは販売会社へお問い合わせください。

平成20年中リコール・社告品から出火した火災事例一覧
事例No. 製品名
メーカーまたは販売会社
品番・型番等
出火年月 社告等
発表日
内容
1 業務用パッケージ・エアコン
日立アプライアンス株式会社
RCIS-AP40K
H30.1 H29.10.16 電気部品がショート等により過熱し故障した場合、電気品箱の放熱用の穴を介して製品内部の断熱材等が溶融・焼損する恐れがある。
2 電気クッキングヒータ
株式会社ハウステック
(旧 日立化成工業株式会社)
NK-1102
H30.2 H19.7.3 調理スイッチが誤って入りやすい構造であるため、身体・荷物等が触れて点火状態となり、可燃物がヒータ上や周囲に置かれていた場合、着火する恐れがある。
3 電子レンジ
パナソニック株式会社
(旧松下電器産業株式会社)
NE-P300
H30.4 H19.5.30 電子部品内部のはんだの亀裂により、発煙・発火に至り出火する恐れがある。
4 電気クッキングヒータ
富士工業株式会社
FH-31B
H30.5 H19.7.3 調理スイッチが誤って入りやすい構造であるため、身体・荷物等が触れて点火状態となり、可燃物がヒータ上や周囲に置かれていた場合、着火する恐れがある。
5 ケーブルモデム用ACアダプタ
アリス・グループ・ジャパン株式会社
LS-A11815-ADT
H30.5 H26.6.2 ケーブルモデム付属のACアダプタ(電源アダプタ)のプラグ先端部で過熱・変形する恐れがある。
6 ノートパソコン用ACアダプタ
東芝クライアントソリューション
G71C0009T210
H30.6 H30.6.22 ACアダプタの一部で使用された材料の劣化により、発煙・発火に至る恐れがある。
7 ノートパソコン用ACアダプタ
東芝クライアントソリューション
G71C0009T110
H30.6 H30.6.22 ACアダプタの一部で使用された材料の劣化により、発煙・発火に至る恐れがある。
8 電気冷蔵庫
シャープ株式会社
SJ-WA35C-C
H30.7 H24.4.16 始動リレー(起動用電気部品)の発熱故障によって、発煙・発火する恐れがある。
9 電気冷蔵庫
シャープ株式会社
SJ-WA35C
H30.8 H24.4.16 始動リレー(起動用電気部品)の発熱故障によって、発煙・発火する恐れがある。
10 電気アイロン
イー・ピー・アイ株式会社
SG-5888B
H30.9 H21.7.6 サーモスタットの不具合により、ヒータが過熱し出火する恐れがある。
11 電子レンジ
パナソニック株式会社
(旧 三洋電機株式会社)
EMO-CH10
H30.9 H20.6.20 配線接続端子の不具合により、発煙・発火に至る恐れがある。
12 電気冷蔵庫
LG電子ジャパン株式会社
LR-A17PS
H30.9 H20.12.17 コンデンサの不具合により、発煙・発火に至る恐れがある。
13 ブレーキシステム
日産自動車株式会社(販売)
いすゞ自動車株式会社(製造)
KC-APR70PV
アトラス
H30.11 H18.8.3 坂道発進補助装置(HSA)の制御電磁弁(HSAバルブ)の防水構造が不適切なため、内部が錆びてHSA作動時に油圧回路が閉塞し、ブレーキが引きずり、過熱して出火する恐れがある。
14 電気ストーブ
ユアサプライムス株式会社
YA-C945SR(WH)
H30.12 H28.3.19 強弱切替用に使用されているダイオードの不具合により、異常発熱し出火する恐れがある。
15 冷蔵ショーケース
パナソニック株式会社
(旧 三洋電機株式会社)
SMR-60F
H30.12 H21.11.11 放熱用ファンモータが故障し、発煙・発火に至る恐れがある。
16 電気こたつ
株式会社ニトリ
NST-75-2
H30.12 H28.4.13 ヒータ取付け部品の不具合により、本体からヒータユニットが脱落し、可燃物に着火する恐れがある。