リコール・社告品から出火した火災事例一覧(令和元年)

このコーナーは、東京消防庁管内で発生した火災のうち、リコール・社告品等に起因したものについて公表して注意を呼びかけ、火災の再発を防止することを目的としています。
同一製品の場合、製造期間、製造番号等によっては、リコール・社告の対象品となっている場合があります。
対象製品の製造番号、不具合の内容等、詳細については各メーカーまたは販売会社へお問い合わせください。

平成20年中リコール・社告品から出火した火災事例一覧
事例No. 製品名
メーカーまたは販売会社
品番・型番等
出火年月 社告等
発表日
内容
1 株式会社テークスグループ
(旧社名 株式会社東京衡機製造所)
ハロゲンヒーター
PLM-H601
H31.1 H24.4.23 ハロゲンヒータ内部の端子の圧着不良及び経年劣化により、発煙、発火に至る恐れがある。
2 パナソニック株式会社
ノートパソコン
CF-SX2JDHYS
H31.2 H30.3.28 バッテリパックの不具合により、発煙、発火に至る恐れがある。
3 パナソニック株式会社
ノートパソコン
CF-NX2AWGCS
H31.2 H30.3.28 バッテリパックの不具合により、発煙、発火に至る恐れがある。
4 日野自動車株式会社
日野レンジャー
BKG-FD7JLYG
H31.3 H27.3.31 キャブの構造が不適切であったため。梯子等の取り付け穴から導電性の液体が内部に浸入し、配線コネクタの樹脂が炭化し発煙、発火に至るおそれがある。
5 パナソニック株式会社
(旧社名 松下電器産業株式会社)
小型キッチンユニット用電気こんろ
NK-1102
H31.3 H19.7.3 身体や物が接触し、意図せずスイッチが「入」の状態になってしまい、周囲に可燃物を置いていた際、可燃物が着火する恐れがある。
6 ダイキン工業株式会社
業務用エアコン室外機
RYJ280L
H31.4 H16.10.18 室外機コンプレッサのターミナル端子が脱落し、発煙、発火に至る恐れがある。
7 パナソニック株式会社
ノートパソコン
CF-N10EWHDS
H31.4 H26.11.13 バッテリパックの不具合により、発煙、発火に至る恐れがある。
8 エプソンダイレクト株式会社
デスクトップパソコン
PT100E
R1.5 H27.6.29 内部のコネクタ樹脂に本来の仕様とは異なる難燃剤を使用したことにより発煙、発火に至る恐れがある。
9 パナソニック株式会社
(三洋電機株式会社)
業務用冷蔵ショーケース
SMR-U45
R1.6 H14.11.27 モータ部分に埃等が入り込み、放熱が阻害され発煙、発火に至る恐れがある。
10 ダイキン工業株式会社
家庭用除加湿清浄機
MCZ65J-W
R1.7 H24.2.3 除湿エレメントに異物が付着し、発煙、発火に至る恐れがある。
11 株式会社SUBARU
レガシィ
GF-BE5
R1.7 H31.4.11 コンビネーションメータの基板上で結露等が発生し、発煙、発火に至る恐れがある。
12 三菱重工サーマルシステムズ株式会社
三菱重工冷熱株式会社
ルームエアコン室内機SRシリーズ
SRK22ZI
R1.7 H30.1.11 室内ファンモータの接続部から発煙、発火に至る恐れがある。
13 日産自動車株式会社
NV200バネット
DBA-M20
R1.8 R1.6.28 電源分配器の基板において、異物が混入しコーティングされたためコーティングに亀裂が入り、発煙、発火に至る恐れがある。
14 ラオックス株式会社
電動アシスト自転車
BE-143
R1.10 H26.12.15 バッテリ内の基板等に防水機能が設けられておらず、バッテリ内部で発煙、発火する恐れがある。
15 株式会社フィリップエレクトロニクスジャパン
オイルヒーター
HD3478
R1.12 H13.10.16 生産初期段階での作業不良品が製品に混入し、長時間の使用中に発煙、発火に至る恐れがある。