広報とうきょう消防(第59号)2

冬は「転倒による怪我」の救急要請が増加します!

転倒により怪我をして救急搬送されている方は、毎月約7,000人います。気温が低下する10月以降は手足の動きが鈍くなるため、「転倒による怪我」がさらに増加し、12月には10,000人近くの方が救急搬送されています。

日常生活での高齢者の事故を防ぐために

発生の傾向

カーペットでつまづく人
  • 全体のうち7割が65歳以上
  • 場所は「屋内(居住場所)」が多い。
  • 原因は、普段気に留めない家の中の小さな段差やカーペットなど

「ころぶ」事故を防ぐ心得

靴下を履くときにバランスを崩す様子
  • 立ち上がるときは、近くのものにつかまる。
  • 着替えや靴下を履くときは椅子に座る。
  • 意識して足やつま先をあげて歩く。

ためらわずに救急車を呼ぶべき症状

突然の激しい頭痛、ろれつがまわりにくい、けいれんがとまらないなど、緊急性があると判断した場合は、ためらわずに救急車を呼んでください。

ためらわずに救急車を呼んでほしい症状

救急車を呼ぶか、病院に行くか迷ったら…

ネットの「東京版救急受診ガイド」で緊急性を判断するか、電話で「東京消防庁救急相談センター『#7119』」に相談してください。