強風・暴風にご注意ください
強風・暴風が発生すると、歩行者が転倒したり、更に強くなると建物の損壊、交通障害など甚大な被害をもたらします。
強風・暴風に関する気象情報が発表されたら、風が強くなる前に、建物や建物の周りを見直して、飛びやすいものは固定する等の対策を行うとともに、強い風によって交通機関がストップし、帰宅が困難になるおそれがありますので、早めに帰宅するなど、強風のピークを避けて行動しましょう。
1 強風での事故を注意するために
- 強風時の外出には注意!
強風や突風の時は、外出はできるだけ控えるようにする。また、強風を伴う雨天時に傘をさしたりするときには十分に注意する。
- ドアでの指の挟まれに注意!
ドアは、強風や突風により急激に開閉されて、指が挟まれて離断したり、四肢を骨折したりしてしまう事例もあることから、強風・突風時のドア、扉の開閉時はドアノブ等をしっかりと持つなど十分注意する。
- 植木鉢、物干し竿等、ベランダに置いてあるものは片づける!
強風や突風が予想されるときは、ベランダの植木鉢や物干し竿など飛ばされるおそれがあるものは、室内に取り込んでおく。強風で物干し竿が物干し竿受けから外れ落下した事例もあることから、特に高層階では注意する。
- こどもを自転車・ベビーカー等に乗せたままその場を離れない!
5歳以下の乳幼児では、ベビーカーや自転車等に乗せられたままのこどもが、保護者等がその場を離れたすきに、強風・突風にあおられて転倒等して受傷する事故が多いため、保護者等は、こどもをベビーカー等に乗せたままその場を離れない。
- 看板、フェンス、テントなど飛ばされやすいものは固定を!
施設管理者は、強風・突風時に物が飛ばされないよう、確実な固定措置を施しておく。特に、工事現場などでの仮設の看板やフェンス等は強風により落下したり、転倒したりして、付近の歩行者が受傷する事故もあるため、設置する際には確実な固定措置等を講じる。また、看板等の所有者・設置者等は適宜点検を実施し、確実に固定されているかを確認する。
2 事故事例
- 強風で勢いよく閉まった扉に、右手親指をはさまれ指を切断した(60代 中等症)。
- カフェのテラス席で食事中、強風で倒れた日除けのパラソルが後頭部に直撃した。(7歳 軽症)。
- 路上で、強風で飛ばされたアクリル製の板(約1m×3m)が通りかかった歩行者の頭部にぶつかった(50代 軽症)。
- 歩道を歩いていたところ、強風にあおられて転倒した(80代 軽症)。
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- 広報課