救急救命士の病院実習に ご理解とご協力をお願いいたします
救急救命士は、救急現場や救急車内において、心臓と呼吸が停止している傷病者に対し、医師の指示に基づきながら救命処置を実施します。その中でも、気管挿管及びアドレナリン投与の2つの処置については、厚生労働省が示す一定の実施基準に沿った講習に加え、医療機関での実習を修了し、認定を受けた救急救命士のみが実施できる処置となります。これらの処置は救命に直結するもので、その技能を持つ救急救命士を養成することで、救命率の向上に寄与することが期待されます。
気管挿管とは?
気管挿管とは、傷病者の口から気管内に人工呼吸用のチューブを挿入し、空気の通り道を確保する処置です。気管挿管によって、より確実な人工呼吸を行うことが可能となります。
アドレナリンとは?
アドレナリンとは、心臓の拍動の再開を目的に使用される薬剤です。傷病者にアドレナリンを投与することによって、心臓の拍動が再開する可能性が高まります。
問合せ先
- 救急部 救急指導課
- 03-3212-2111内線4586