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映像を活用した口頭指導(Live119)

1 映像を活用した口頭指導(Live119 )

東京消防庁では、公共の場での応急手当の実施率、救命率の向上のため、令和2年4月から119番通報の後に行う応急手当のアドバイス(口頭指導)を強化しています。その一つとして、令和2年9月9日より特別区災害救急情報センターにおいて、映像を活用した口頭指導「Live119」を導入しています。これは、通報者のスマートフォンを使い、救急現場などの映像を災害救急情報センターに送信等ができる仕組みです。管制員は、送られてきた映像を見ながら応急手当の方法を指導したり、応急手当のやり方が分かる動画を通報者に送信することができます。

通報・映像送信

2 Live119導入の効果

  1. 突然、家族が倒れて慌てていた通報者が、「Live119」を活用し、同じ状況を管制員と共有することにより、落ち着きを取り戻し、応急手当を実施できました。
  2. 通報者が行っている応急手当の映像を送信してもらうことで、より応急手当の効果が上がるようにアドバイスすることができました。
  3. 「Live119」の動画送信機能により、応急手当の動画を見た通報者が心臓マッサージなど適切な手当を管制員の説明のとおり行うことができました

3 「Live119を活用した口頭指導の流れ」はこちら