平成20年5月12日(月)、住宅に設置されているワインセラーの冷却ユニットの配管から冷媒のアンモニアが漏えいする事故がありました。
なお、東京消防庁が把握したワインセラーからのアンモニア漏えい事故は、平成17年4月から現在までの間に飲食店や一般住宅で8件発生しており、ガスを吸い込んだ3人が体調不良を訴えています。
ワインセラーからのアンモニア漏えい事故の原因の多くは、ワインセラーの外周部が壁や天井に接していて放熱のためのスペースが不十分であったことや温度設定の誤りなどによって、冷却ユニットに過剰な負荷がかかり配管が腐食したものと考えられます。
設置に際しては取扱説明書に従って設置してください。万が一、使用中にワインセラー付近からアンモニア臭がする場合には、直ちに屋外に避難し、119番通報してください。