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住宅等の窓・ベランダから子どもが墜落する事故に注意!

東京消防庁管内1)で、平成28年から令和2年2)までの5年間に、5歳以下の子ども66人が、住宅等の窓やベランダ3)からの墜落により医療機関に救急搬送されています。

高所からの墜落は、生命に危険を及ぼす可能性が高く、十分注意が必要です。

墜落する事故に注意 イメージ
  1. 1)東京都のうち、稲城市、島しょ地区を除く地域
  2. 2)令和2年中の数値は暫定値
  3. 3)1階からの墜落を除く

こんな事故が起きています

【事例1】
共同住宅4階の自宅のベランダから地上に墜落した。ベランダには、スーツケースが置かれていた。
(4歳 重症)
【事例2】
自宅2階居室内の窓際に置かれたソファに上り、窓から地上に墜落した。
(3歳 中等症)
【事例3】
マンション屋上に設置されている天窓に腰掛けた際、プラスチックのカバーが割れ、天窓を突き破り約3.5m下の廊下に落下した。
(4歳 中等症)

住宅等の窓やベランダからの墜落を防ぐために

窓際やベランダには、子どもが上れるようなものを置かないようにしましょう。

〇 エアコンの室外機、植木鉢などを置く場所にも注意しましょう。

〇 ベランダへの出入口や窓などには、鍵を二重に設ける等の措置を講じましょう。

子どもは日々成長し、行動範囲が広がっていきます。昨日上れなかった場所に今日は上っているかもしれません。

1 年別救急搬送人員(0歳から5歳)

平成28年から令和2年までの5年間で、墜落事故により66人が救急搬送されています(図1)。

図1 年別救急搬送人員
図1 年別救急搬送人員

2 月別救急搬送人員

月別では、5月が最も多く、次いで10月に多く発生しています(図2)。

図2 月別救急搬送人員
図2 月別救急搬送人員

3 年齢別救急搬送人員

年齢別では、3歳が最も多く救急搬送されています。また、全体の約7割は窓からの墜落となっています(図3)。

図3 年齢別救急搬送人員
図3 年齢別救急搬送人員

4 初診時程度別救急搬送人員

初診時程度別では、入院が必要とされる中等症以上の割合が8割を超えており、生命の危険が強いとされる重症以上が約2割となっています(図4)。

図4 初診時程度別救急搬送人員
図4 初診時程度別救急搬送人員
重 篤:
生命の危険が切迫しているもの
重 症:
生命の危険が強いと認められたもの
中等症:
生命の危険はないが入院を要するもの
軽 症:
軽易で入院を要しないもの

5 発生階別初診時程度

子どもが墜落した事故の発生階を見てみると、2階からの墜落でも34人が入院が必要とされる中等症以上と診断されています(表参照)。

図5-1 関連器物別救急搬送人員(0歳-5歳)
墜落事故の発生階別初診時程度(人)
※ うち1件は4階から3階へ落下したものです。
窓やベランダには、上ることができるようなものを置かないで!
乳幼児の日常生活事故防止動画はこちらからご覧になれます。(東京消防庁公式チャンネルYouTube映像)