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歩きスマホ等に係る事故に注意!

1 年別救急搬送人員

東京消防庁管内※1では平成29年から令和3年までの過去5年間で“歩きながら”“自転車に乗りながら”などの歩きスマホ等に係る事故により、165人が救急搬送されています。令和3年は27人が救急搬送されています(図1)。

※1 東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域

図1 年別救急搬送人員
図1 年別救急搬送人員

2 年齢区分別救急搬送人員

年齢区分別の救急搬送人員では、20歳代が33人と最も多く、全体的に見ると20歳代から50歳代の救急搬送が多くなっています(図2)。

図2 年齢区分別救急搬送人員
図2 年齢区分別救急搬送人員

3 事故種別ごとの救急搬送人員

事故種別ごとの救急搬送人員では、スマートフォンを見ながら歩行等をしていたところ「ころぶ」事故が58人と最も多く、全体の約4割を占めています。次いで「ぶつかる」事故が55人、「落ちる」事故が50人となっています(図3)。

図3 事故種別ごとの救急搬送人員
図3 事故種別ごとの救急搬送人員

4 初診時程度別救急搬送人員

初診時程度別にみると、全体の8割以上が軽症でしたが、23人が入院の必要があるとされる中等症以上と診断されています(図4)。

図4 初診時程度別救急搬送人員
軽 症:
入院を要しないもの
中等症:
生命に危険はないが入院を要するもの
重 症:
生命の危険が強いと認められたもの
図4 初診時程度別救急搬送人員

5 発生場所別救急搬送人員

発生場所別の救急搬送人員では、「道路・交通施設」が119人と最も多く全体の7割以上を占めており、歩道や駅などで多く発生しています(図5)。

図5 場所別救急搬送人員
図5 場所別救急搬送人員

6 発生時動作別救急搬送人員

発生時動作別の救急搬送人員では、“画面を見ながら”が70人と最も多く全体の4割以上を占めており、次いで“操作しながら”が57人となっています(図6)。

また、その内訳をみると、「歩きながら」の“画面を見ながら”“操作しながら”の事故が全体の約7割を占めています(表1)。

図6 発生時動作別救急搬送人員
図6 発生時動作別救急搬送人員
表1 発生時動作別救急搬送人員の内訳
表1 発生時動作別救急搬送人員の内訳

7 事故事例

ころんだ事例

  • スマートフォンを見ながら歩道を歩行中、縁石に気づかずに躓き転倒し、腰を受傷した【30代 中等症】。
  • スマートフォンを使用しながら自転車で走行中に転倒し、自転車のハンドルに顔面をぶつけて受傷した【10代 軽症】。

ぶつかった事例

  • スマートフォンを使用しながら歩いていたところ、電柱に気づかずに前額部をぶつけて受傷した【40代 軽症】。

落ちた事例

  • スマートフォンを見ながら駅のホーム上を歩行していたところ、踏み外して軌道敷に転落し、腰部を受傷した【10代 中等症】。 

事故を防ぐために

  • 歩行中に携帯電話やスマートフォン等を操作したり、画面を見ることは、周囲が見えなくなるため大変危険です。立ち止まって安全な場所で使用しましょう。自分自身がけがをするだけでなく、周囲の人にけがを負わせることもありますので注意しましょう。
  • 携帯電話やスマートフォン等を使用しながら歩いている人や、自転車に乗っている人と接触し受傷する事故も発生しています。駅などの人混みや、夜道などの見通しが悪い場所では特に気をつけましょう。

【参考】

東京都道路交通規則第8条第1項第4号

「自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話し、又は画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。」

禁止


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