陰圧型特殊救急車(特殊救急車Ⅲ型)

この特殊救急車は、新型コロナウィルス感染症のほか、様々な感染症の疑いのある傷病者を感染拡大防止し、かつ安全に搬送することを目的とした救急車です。

運転室と傷病者室の間に高気密の開閉式隔壁及び陰圧装置を設け、傷病者室内の汚染された空気を殺菌してから車外へ排出する構造とし、ラッサ車及びアイソレーターでは行うことができない搬送中での救急処置を可能としています。

また、トラックシャシの四輪駆動車を基本に広い室内空間を確保し、標準の救急車に比べ乗車定員を1名追加(最大8名)しています。体格の良い傷病者に対応した重体重のメインストレッチャー、防振性能に優れたエアサスペンション及び救急活動に必要な各種装置を搭載しています。

特殊救急車Ⅲ型(陰圧型)

室内の様子

陰圧装置及びフィルタ

全長:
6.23m
全幅:
2.10m
全高:
2.85m
重量:
5,720kg
定員:
8名

問合せ先

  • 装備部 装備課