消防装備
はしご車
特徴
このはしご車は、主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両です。火災時など、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び警戒活動を行います。なお、当庁のはしご車には、地域の建物特性に応じて30m級と40m級があります。40m級はより高い建物で、30m級はより離れた建物で活動することができます。また、電線等の障害物(架線障害)やセットバックしている建物に対応するため、先端屈折式はしご車も導入しています。

- 全長:10.20m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.40m
- 車両総重量:16,560kg
- 乗車定員:6名
- 最大地上高:31m

- 全長:10.00m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.50m
- 車両総重量:16,870kg
- 乗車定員:6名
- 最大地上高:30.5m

- 全長:10.70m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.40m
- 車両総重量:17,100kg
- 乗車定員:6名
- 最大地上高:40.7m

- 全長:10.75m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.58m
- 車両総重量:20,640kg
- 乗車定員:6名
- 最大地上高:40.5m
先端屈折式はしご車
特徴
先端屈折式はしご車は、バスケット方式の30m級はしご車で最上連のてい体の先端が約3m屈折することで、架線障害やセットバックしている建物に対応しやすいほか、屋上面や高架の道路上にバスケットを近づけることができるはしご車です。
先端屈折部は使用範囲を大きくするため、最上連だけを最初に伸ていし、残りのてい体がその後、同時に伸ていする構造となっています。

- 全長:10.30m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.50m
- 車両総重量:19,320kg
- 乗車定員:6名
- 最大地上高:30.50m
活用方法





はしご車(大量救出・車いす対応型)
特徴
この車両は、30m級のバスケット型5連はしご車(伸縮水管付)です。
バスケットには車いすのまま搭乗が可能で、定員も3名(2700N)から5名(4500N)に増強しています。
また、隊員数、資器材収容スペース増強の観点からシングルキャブ(乗車定員4名)とした車両です。

- 全長:10.40m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.15m
- 車両総重量:15,850kg
- 乗車定員:4名
- 最大地上高:30.00m

はしご車(大量救出・車いす対応型)
特徴
この車両は、シングルキャブを採用した30m級のバスケット型5連はしご車(伸縮水管付)です。
配置署管内の高さ制限の低い高架下を安全に通過するため、全高を3.2m以下と低く抑えています。
バスケット定員を3名から5名に増強(2,700Nから5,000N)したほか、はしご先端が屈折する構造(先端屈折型)を採用し、車いすの要救助者等のバスケットへの乗降を可能としています。

- 全長:10.40m
- 全幅:2.50m
- 全高:3.15m
- 車両総重量:15,850kg
- 乗車定員:4名
- 最大地上高:30.00m

