全地形活動車(救出救助車)

この車両は、土砂災害現場や震災により瓦礫が散乱した場所など、通常の消防車両による進出が困難な地域において、他隊に先行して迅速な情報収集を行うとともに後続部隊の効果的投入を支援することを目的としています。浸水地や不整地走行に優れ、更にタイヤからクローラーに換えることで、泥濘地や急斜面等の様々な地域に進出して、ドローン等を活用した情報収集活動及び救助活動等が可能な車両としています。

救出救助車(全地形活動車)

ゴムクローラーの装着状況

荷台のダンプ機構

電動ウインチ装置

通称
ポラリス
乗車定員
2名
車両総重量
1,390kg
全長
2.96m
全幅
1.65m
全高
2.01m

車両特性

  • 40cm程度の浸水地や瓦礫が散乱した道路、ぬかるみ等の悪路を走行可能
  • タイヤを履帯(クローラー)に交換することで、タイヤでは走行できない悪路も走行可能
  • 傾斜角30度の急勾配も楽に登坂可能
  • 通常の車両では進入困難な狭隘路にも進入可能
  • 車両前方に最大2.6tの牽引能力を持つウインチを装備
  • 車両運行には、大型特殊免許が必要

問合せ先

  • 装備部 装備課