池袋ニュース

青森県東方沖で震度6強の地震が発生!

 令和7年12月8日23時15分頃、青森県東方沖で最大震度6強の地震が発生しました。北海道から近畿地方にかけて震度6強~1を観測しており、東京でも揺れを感じるほどでした。
 関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる南海トラフ地震は、今後30年以内に80パーセント、首都中枢機能に大きな影響を与える首都直下地震は、今後30年以内に70パーセントの確率で発生するといわれています。近い将来に発生する地震から、大切な命を守るために今から備えをしておきましょう。

防災とボランティア週間が実施されます!

 毎年1月15日から1月21日は「防災とボランティア週間」、1月17日は「防災とボランティアの日」となっています。災害時のボランティア活動や防災活動についての認識を深めるとともに災害への備えの充実強化を図ることを目的に、阪神・淡路大震災を契機に創設されました。
 発生が危惧されている首都直下地震をはじめ、台風や豪雨などの自然災害の被害を軽減するには、一人ひとりが防災意識や行動力を向上させることが重要です。「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識を持ち、自助・共助の精神に基づき地域防災力を向上させるために、この機会に災害対策やできることを探してみましょう。

震災に備えて連携した情報伝達訓練

 池袋消防署では、令和7年11月29日(土)の令和7年度総合震災訓練に合わせ、池袋駅総合防火管理協議会及び池袋駅地下街等相互協力体制組織による情報伝達訓練を実施しました。訓練は地震により、東京メトロ有楽町線池袋駅改札内の天井が崩落したことで、怪我人が多数発生したという想定について、各防災センター間で正確に伝達し、適切な指示が出せるか検証しました。情報を正確に伝達することができた一方で、実際に伝達訓練を実施した参加者からは、伝達方法等様々な改善点が出され、今後の情報伝達体制の向上に資する非常に有用な訓練となりました。
駅事務室

民間患者等搬送事業者・消防団との連携訓練を実施

 令和7年11月29日(土)、令和7年度総合震災消防訓練に伴う方面隊運用訓練では、民間患者等搬送事業者と連携した傷病者搬送訓練を実施しました。傷病者役の消防職員を民間救急車に収容し、用地を提供して頂いた花と森の東京病院へ搬送、緊急医療救護所担当者への引継ぎまでの一連の流れを実施しました。民間患者等搬送事業者から「実戦的な訓練が出来て、とても有意義だった」との感想を頂きました。また、木造・防火造建物密集地域への延焼拡大を防ぐ目的での遠距離送水訓練において、踏切のホース横断溝を設定し、消防団・消防職員協力のもとホース延長を実施し、大量放水訓練を行いました。
放水
医療救護所
搬送

池袋駅西口で繁華街一斉立入検査を実施!

 11月20日(木)、池袋消防署では池袋駅西口繁華街地域の飲食店や風俗店等が入居する建物への一斉立入検査を消防職員27名のほか、豊島区建築課、池袋警察署及び池袋西口商店街連合会の方々の協力を得て実施しました。階段に物件を存置しているテナントの関係者の方々に対して、火災が発生した場合に避難経路となるため階段に物件を置かないように説明するとともに、段ボール、ビールケースなどの可燃物や避難の支障となる物件を直ちに除去するように是正指導を行いました。
 これから年末年始を迎えるにあたり、池袋消防署では地域の防火安全対策のより一層の向上を図っていきます。
出発

秋の火災予防運動に合わせて池袋防火女性の会で巡回広報を実施

 令和7年11月10日、池袋防火女性の会では、秋の火災予防運動の一環として、巡回広報を実施しました。当日は、会員2名の方が広報車から「目で確認、声出し確認、火の用心」と呼びかけながら管内全域を巡回し、地域の皆さんの火災予防意識を高めました。
 これからの季節は、暖房器具やストーブを使用する機会が増え、火災が発生しやすい時期となります。日頃から、火元の確認を行い、安全な環境づくりを心がけましょう。池袋防火女性の会では、今後も地域の防災意識の向上と安心・安全なまちづくりに努めてまいります。
女性防秋予防巡回広報

元気な声で「火の用心!」 池袋消防少年団で火災予防を呼びかけ

 11月9日池袋消防少年団は、秋の火災予防運動の一環として広報活動を行いました。当日はあいにくの天候でしたが、小学生から高校生までの団員が参加し、池袋消防署前で防火に関するティッシュやチラシを地域の皆さんに配布しました。団員たちは元気に声をかけながら、一人ひとり丁寧に火災が発生しやすい時期への注意喚起と火災予防の重要性を呼びかけました。今回の活動を通して、地域全体で防火意識を共有する機会となりました。今後も地域の安全のために活動を続けてまいります。
整列
ちらし配布

重要文化財で火災予防業務協力者表彰式を実施

 秋の火災予防運動期間中である令和7年11月11日(火)、池袋消防署管内にある国指定重要文化財である「自由学園明日館 講堂」にて、火災予防業務協力者表彰式を実施しました。
 第一部では、火災予防に貢献された事業所や町会、個人等の77団体等に対し、感謝状や表彰状を贈呈しました。
 第二部のミニコンサートでは、豊島区内に校舎のある東京音楽大学の卒業生などで構成されたブラスバンド「Brass Ensemble Dice(ブラス アンサンブル ダイス)」による金管楽器五重奏が披露され、華やかな表彰式となりました。
 受賞者からは「表彰を受けて身が引き締まる思いです。より一層、火災予防に尽力したいです。」と頼もしい言葉をいただきました。
①
②
③

視察研修を実施~池袋防火女性の会~

 令和7年10月30日(木)池袋防火女性の会は視察研修として、深川江戸資料館、横網町公園、東京スカイツリーを訪れました。
 深川江戸資料館では、江戸の街並みや文化を体感し、当時の町火消の仕組みや防災への工夫について学ぶことができました。
 都立横網町公園では、関東大震災と東京大空襲の慰霊堂・復興記念館を訪れ多くの命が失われた歴史に触れ、災害の恐ろしさと命の尊さを実感できました。
 東京スカイツリーでは、塔体構造ツアーに参加し、634mもの巨塔を支える「心柱制振」と呼ばれる日本独自の建築技術に触れることができました。
 今後発生が懸念される大規模地震に備え、これらの学びを生かし、地域の皆様と連携しながら防災・減災に努めてまいります。
スカイツリー
郷土資料

第53回東京都消防操法大会で3位入賞!

 令和7年10月18日(土)、池袋消防団は第53回東京都消防操法大会に第五方面支部代表として出場しました。
 西野団長を中心に消防団員が一丸となって選手を支援し、優勝という目標に向かって、支援者、指導者及び選手が仕事帰りに集まり、さくら小学校で訓練に励んできました。
 結果は第3位。豊島消防署からも指導者を派遣していただき、『豊島区』として共に取り組んだ結果、良い成績を残すことができました。この経験を通して得た高い意識と技術を、災害防除に生かしていきます。
可搬ポンプ
放水
記念撮影

消防士さんカッコイイ!保育園の園児が消防庁舎を見学!

 令和7年9月19日(金)、管内の「めぐみ保育園」の園児20名が消防庁舎及び消防車両の見学で来署しました。普段じっくりと見ることのできない消防車両に実際に乗り、消防士が見る景色を体験していました。
 また、出場指令から出場までの流れを見て、職員の防火衣着装の速さに驚き目を輝かせていました。その後、ミニ防火衣に身を包み、消防士とお揃いの服装にとても誇らしげな顔をしているのが印象的でした。
 今後も、庁舎見学を活用して年齢に応じた総合防災教育を行い、幅広い世代の防火防災意識の向上に努めていきます。
はしご車

池袋防災館でレベルアップ!~池袋消防少年団~

 9月15日、池袋消防少年団の活動として、池袋防災館にて防災ツアーを体験してきました。
 防災ツアーでは、立っていられないような大地震の体験や煙が充満したビル内からの避難を経験し、災害の恐ろしさを身をもって学びました。
 また、消火器の実技訓練とあわせ、消火器の種類や噴出時間など、いざという時に役立つ実践的な知識を深めました。
 最後の図上訓練では、過去の災害から防災マップの重要性を知り、災害時に取るべき行動や家族を守るための備えについて考えました。
 池袋防災館では、普段の少年団活動より一層の臨場感を体験することができ、2時間半という短い時間でも団員全体のレベルアップをしっかりと感じることができました。みなさんもぜひ一度、池袋防災館を訪れてみてはいかがでしょうか。
初期消火
図上

馴染み深い結婚式場で消防活動訓練を実施

 当署では、8月14日(木)から9月11日(木)の間、池袋消防署管内にある解体されることになった結婚式場のリビエラ東京を活用した消防活動訓練を第五消防方面本部と合同で実施しました。
 天井の破壊やエンジンカッターでの鉄扉の切断、建物内を立体的にホース延長した放水訓練等、普段体験できない活動訓練を効果的に実施することができました。
 実施隊員からは「初めてエンジンカッターで鉄扉を切断しました。今回の訓練で学んだことを現場で活かせるよう、これからも訓練に励んでいきたいです。」との声があり、有意義な訓練となりました。
 今後も「出会いと笑顔が咲きほこる、憧れのまち」豊島区を守るため、消防活動技術の向上に努めていきます。
エンジンカッター
破壊
放水

救急服に着替えたら、、、あれ?将来の夢決まっちゃった?

 9月6月(土)、東京芸術劇場で開催されたリオープンイベントに、池袋消防署のブースを出展しました。
 翌日から始まる「救急医療週間」にちなんで「救急服体験」を実施。この日のために、消防署員が手作りの「エプロン式救急服」を考案。ズボンを着脱可能なエプロンのようにしたことで、暑い中でも子どもがかっこいい救急服を簡単に着ることができ、満面の笑顔で記念撮影をしていました。
 また、日本に一台しかない電気自動車の救急車を展示することで、救急業務への理解を深めつつ、子どもから大人まで幅広い年齢層の方に楽しんでもらえるイベントとなりました。
救急車
写真
エプロン

令和7年9月7日(日)から13日(土)は救急医療週間!9月9日(火)は救急の日!

 令和7年9月7日(日)から13日(土)は救急医療週間、9月9日(火)は救急の日です。これは、救急や医療に対する正しい理解と認識を深めてもらうために定められています。
 いざというときに困らないように、応急手当の知識を学んだり、正しい救急車の利用方法を考えたりして、理解と認識を深める機会にしてみてください。

詳しくは下の画像をクリック!

夏の風物詩、消火器で打ち水!~池袋消防少年団~

 8月24日、消防少年団の活動で高齢者施設の方へのプレゼント作りと打ち水を行いました。
 プレゼント作りでは、団員同士でアイデアを出し合い、ときには指導者に相談しながら、世界に一つしかない特別なペン立てを制作しました。完成したペン立てには、高齢者施設の方へ心のこもったメッセージを添えました。
 また、バケツや模擬消火器を使った打ち水では、火に対する対処方法を学びつつ、水がまかれたときのひんやりとした感覚を味わいました。日本の昔ながらの風物詩である打ち水を五感で体感することができました。
 今回の活動は、多年にわたり社会につくした高齢者を敬愛する心や日本の文化を学ぶ、貴重な経験となりました。
ペン立て作り
打ち水

1年ぶりのリオープンに先立ち、避難訓練コンサート♪

 池袋消防署では、8月28日に東京芸術劇場で行われた避難訓練コンサートに際し、防災センターと事務局が連携した自衛消防組織への訓練指導を行いました。震度5弱の地震から火災が発生したという想定で、一般公募で応募した約300名が避難訓練に参加しました。自衛消防隊は観客に対する適切な避難誘導を行い、予定より早い時間で避難が完了し、安全確認後、客席に戻りコンサートを再開しました。
 参加したスタッフは、「災害はいつ来るか分からないのでいつでも対応できるよう備えていきたい。」と話していました。
避難①
避難②
避難③

優秀賞は861人中20人だけ! ~防災週間を前にはたらく消防の写生会表彰式を実施~

 8月23日(土)に「第74回はたらく消防の写生会表彰式」を実施しました。表彰式には、優秀賞受賞者18名とその家族、約70名が参加しました。当日は、審査にご協力いただいたデジタルアーツ東京の先生にもご参加いただき、特別賞の授与や審査に関する講評をしていただきました。子どもたちは少し緊張しながら嬉しそうに賞状を受け取っていました。
 表彰式終了後は、池袋防災館での防災体験ツアーへ参加してもらい、防災週間を前に煙体験や地震体験など実際に体験しながら楽しく防災について学んでもらうことが出来ました。
 表彰式全体を通して、消防の仕事への関心を高め、防火防災思想の普及を図ることができ、大変有意義な時間となりました。
表彰式
防災館

暑さに負けず野外活動!!~池袋消防少年団~

 7月27日・28日の2日間、福島県の「国立那須甲子青少年自然の家」にて宿泊を伴う野外活動を実施しました。親元を離れての宿泊は初めてという団員も多く、不安と期待を抱えながらの出発でしたが、自然に囲まれた環境の中で、仲間と協力しながら様々な活動に取り組む姿が見られました。
 結索訓練や初期消火訓練では、自分の身や仲間の安全を確保するうえで重要なロープワーク技術や火災時の効果的な対応方法を学びました。
 また、班ごとに協力して行ったレクリエーションや焼きそば作りでは、課題を仲間と相談し合いながら乗り越えることで、協調性や自主性を育む貴重な機会となりました。
 今回の体験は、団員一人ひとりの成長と防災意識の向上につながる、有意義な2日間となりました。
初期消火
火起こし

減らせ電気火災!作成した資料で出火防止をわかりやすく説明!

 令和7年7月27日(日)、国指定重要文化財“自由学園 明日館”主催のイベント「としまでまなぶ夏の1日」で、電気火災軽減を目的とした広報活動を実施しました。
 近年増加している電気火災のうち、身近なテーブルタップ等で発生する「短絡」「接触部過熱」「トラッキング」現象の再現実験の様子を撮影し作成した動画や焼損物の模型をイベントで活用しました。当日は600人を超える親子が参加し、楽しく電気火災について学んでいました。
 来場した親子からは「動画や模型で子供でもわかりやすく学べてよかったです。」や、「家に帰ったら、コンセント周りを確認したいです。」などの声があり、とても有意義な時間となりました。
車両展示
説明

問合せ先

  • 池袋消防署