池袋ニュース

「日本語を学ぶ」防火防災訓練を実施

 秋の火災予防運動最終日の11月15日(金)、池袋消防署において、千代田国際語学院の学生に向けた防火防災訓練を行いました。
 中国・マレーシア・台湾・カナダ・ネパール・ベトナム・ウズベキスタン・スリランカ・セネガルの計9か国、総勢536名の方が参加し、初期消火訓練・多言語での防災動画の視聴・暗所での避難訓練に真剣に取り組みました。火災発見時の「火事だー!」という大きなかけ声と身ぶり手ぶりで周囲の人に助けを求める訓練では、オーバーリアクションでしてくれる人、冷静に淡々とこなす人、少し照れくさそうにする人などさまざまで、お国柄の違いがこんなところにもでるのかと興味深かったです。
 当日は、中国語を話せる災害時支援ボランティアと消防団員の協力により日本語を学びながら、もしもの時にどう行動すればいいのかが身につく訓練になりました。
訓練1
訓練2
訓練3

重要文化財で火災予防業務協力者表彰式を実施

 当署では、11月14日(木)、秋の火災予防運動の一環として「火災予防業務協力者表彰式」を実施しました。今年は、当署としては初めて国指定重要文化財「自由学園明日館 講堂」での開催になりました。
 第一部では、火災予防に寄与された事業所や町会等の32団体・19名に対し、表彰状や感謝状を贈呈しました。
 第二部のミニコンサートでは、豊島区内に校舎のある東京音楽大学の学生による弦楽四重奏曲が披露され、温かい拍手に包まれました。
 重要文化財の重厚感ある講堂で、終始厳かな雰囲気の中での表彰式となりました。受賞者からは「表彰を受けて身が引き締まる思いです。より一層火災予防に尽力します。」と頼もしい言葉をいただきました。
表彰式
演奏

池袋防火女性の会巡回広報を実施

 秋の火災予防運動中の11月11日に、池袋防火女性の会の協力による巡回広報を行いました。
 池袋防火女性の会は年2回の火災予防運動に合わせて、池袋消防署管内の住宅地を中心に広報車で巡回し、近隣住民や事業所の方々に対し火災予防を呼びかけています。
 今回は2名の会員の方が、火災多発期前の住宅防火の重要性について、東京消防庁火災予防標語を用いて、「『目で確認 声出し確認 火の用心』、空気の乾燥しやすい火災の起こりやすい季節となります。火の元に気をつけましょう。」と語りかけました。
 池袋防火女性の会は、防火防災訓練への参加や、池袋消防署開催の行事での広報活動など地域の防火・防災能力向上のため、これからも活動していきます。
防火女性の会
防火女性の会

「としまでまなぶ夏の1日」に参加しました!

 7月28日(日)、国指定重要文化財“自由学園 明日館主催の「としまでまなぶ夏の1日」に参加しました。本イベントは、豊島区内の官公署や事業所が集まり、将来を担う子どもたちに「観て、聞いて、体験できる」場を提供するものです。白バイやパトカーの乗車、見ると幸せになれる黄色いIKEBUSの乗車など、親子連れ等約750名がイベントに参加し大盛況となりました。
 消防士の仕事に興味を持ってもらえるよう、ポンプ車の乗車体験やミニ防火衣の着装体験のコーナーを設けました。消防士に憧れを抱くとともに、家庭や地域での防災についても考えてもらえる時間になったと思います
 今後も地域の行事等を通じ、幼年期から大人まで防火防災意識の向上に努めていきます。

屋外での様子
屋内での様子
屋外での様子

池袋駅西口地域繁華街一斉立入検査を実施しました!

 池袋消防署では令和6年7月9日(火)、夏の繁忙期を前に、池袋駅西口周辺の飲食店、風俗店等が入居する建物の避難経路を確認する繁華街一斉立入検査を実施しました。
 繁華街地域での火災及び逃げ遅れを未然に防ぐことを目的として近隣消防署の職員を含む消防職員30名のほか、豊島区建築課、池袋警察署の協力を得て検査を行いました。この日も建物の階段等に段ボール箱、ビールケースなどの可燃物や避難の支障となる物を置いていた店舗に対し、直ちに除去するよう是正指導する場面が多くありました。
 外国人旅行客が増える中、池袋の街における防火安全能力の向上を図るため、池袋消防署では本立入検査を含め、各種業務を通じて地域の安全・安心のため尽力して参ります

繁華街徒列

キュータも応援!立教学院の大規模イベントで防災をPR!

 6月23日(日)、立教学院において延べ4,000名が参加した「ALLとしま×立教WAKUWAKU防災フェス」が行われ、池袋消防署・豊島消防署・池袋消防団と消防協働団体が協力し消防ブースを展開しました。
 応急救護訓練、まちかど防災訓練車による初期消火体験等、各消防ブースは人が途切れることなく大盛況で、大人も子どもも楽しく防災を学ぶことができました。
 VR防災体験車に参加した子どもは、「実際に大きな地震が起きるとこんなふうに揺れると初めて知った。体験できてよかった!」と興奮気味に話していました。

 今回のイベントは、いつかきっと来る「その時」のためにしっかり備えることについて意識してもらう絶好の機会になりました。これからもイベントや地域特性に応じた訓練を通じ、地域の防災力向上を図っていきます。

応急救護訓練
初期消火

問合せ先

  • 池袋消防署