リチウムイオン電池関連の火災に注意!!
2025年08月08日 更新
リチウムイオン電池に起因する火災が、近年急増しています。令和6年中は東京消防庁管内で106件発生し、過去最多となっています。取扱い方法をよく確認し、異常を感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。
【危険な兆候】
- 熱のこもりやすい場所で使用している (例:エンジンを止めた車内、直射日光の当たる場所)
- 膨らみ、変形している (例:机に置いていてもグラつく程の膨らみ)
- 過去に落下させたことがある
- 充電中や使用中に発熱することがある (例:異音や焦げたようなにおいがする)
- 充電できないなどの不具合がある (例:バッテリーの故障や膨張による不具合)
【出火防止対策】
- 製品に衝撃を与えたり、むやみに分解しない
- 整理された場所で充電する
- 指定の充電器・バッテリーを使う
- 膨張や異常があるときは使用を中止し、販売店に相談する
- 熱がこもりやすい場所では使わない
- 万一に備え、不燃性ケースに入れて保管する
- 不用品を処分する際は地域のごみ回収方法を確認する(可燃ごみとして処分して火災につながるケースがあります)
【誤った廃棄方法に注意!】
住宅の中だけはなく、誤った廃棄方法によるごみ処理中の火災も急増しています。不用品を処分する際は製品の取扱い説明書をよく確認した上で、お住まいの自治体の廃棄方法に従い廃棄してください。
【いざという時の消火方法】
- 火花や煙が激しく噴出している場合は、近寄らない
- 火花や煙の勢いが収まったら、大量の水や消火器で消火する
- 消火後、安全に配慮し可能であれば水没させる
【PSEマークとは】
電気用品の安全性の確保及び電気用品による危険、障害の発生を防止する目的で制定された電気用品安全法の基準に適合していることを示すPSEマークを確認しましょう。PSEマークは製品本体や取扱説明書、充電器などに表示されています。
以上の点に気を付けて、ご使用下さい!詳しくは下記の東京消防庁のリンクからご確認ください。
住宅でも注意!リチウムイオン電池関連火災 | 東京消防庁
問合せ先
- 予防課
- 防火管理係