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消火薬剤・消防設備等に関すること

■ 消火薬剤
掲載年度 テーマ 概   要 PDF
昭和40年
消防科学研究所報2号
濡れ水について 綿、コルク、繊維等の火災に対して、濡れ水が効果的に使用し得るかを究明するために実施した消火効率、浸透性、腐食製等の試験結果
昭和40年
消防科学研究所報2号
高膨張性泡沫消火装置の研究(第1報) 耐火建築ビル、地下街等、いわゆる密閉空間においては、煙と熱気により消火活動が著しく阻害される。そこで、高膨張泡を大量に送りこみ、火勢の制圧、隊員の侵入を容易にする消火装置を試作した。
昭和41年
消防科学研究所報3号
水溶性可燃液体等の消火実験 アルコール、アセトン等の水溶性可燃液体の消火に関し、空気泡、アルコール泡を用いて消火した実験結果
昭和41年
消防科学研究所報3号
高膨張性泡沫の安定性について(第1報) 化学火災時に使用する高膨張性泡剤にCMC(増粘剤)を加えた時の泡沫安定性について、種々の濃度主における泡の半減時間、及び流下半減時間の把握実験
昭和42年
消防科学研究所報4号
金属火災用消火剤の研究 金属ナトリウム等の金属火災は消火が困難なことから、乾燥砂、強化液、TEC、ガラス粉末等22種類の消火剤を使用しての消火実験結果
昭和44年
消防科学研究所報5号
高膨張泡剤の研究(第2報) 高膨張泡剤に適する界面活性剤を選択し、界面活性剤相互を混合した場合の配合比の検討と、泡安定性、水温による泡の安定度を求めるための実験結果
昭和44年
消防科学研究所報5号
高膨張泡剤の研究(第3報) ラウリルアルコールの添加により、泡の安定性が確認されたことから発泡に適した泡剤の濃度の測定結果
昭和44年
消防科学研究所報5号
高膨張性泡による消火効果について(第1報) 大規模火災における泡の消火効果、及び排煙効果を把握するため、間口5.8m、奥行8.2m、高さ3mの燃焼実験室を使用した消火性能把握実験結果
昭和44年
消防科学研究所報6号
ライトウォ−タ−について(第1報) 界面活性剤を主成分とする消火剤であるライトウォーターについて、発泡率、発泡の耐火試験、ガソリンの蒸気抑制、消火効率、再燃防止等の試験結果
昭和44年
消防科学研究所報6号
高膨張泡剤の研究(第4報) 高膨張泡剤として優れた性能を持つ界面活性剤の選択に関し、泡剤の効果を高めるため使用する添加剤、溶剤、配合比等についての性能把握試験結果
昭和44年
消防科学研究所報6号
高膨張泡の消火効果について(第2報) 取り壊し予定建物を使って火災室に間接的に高膨張泡を送り込んだ場合の火災の性状把握、消火性能に関する実験結果
昭和45年
消防科学研究所報7号
泡剤の研究 東消AT型泡剤の低発泡消火剤としての性能把握及び海水、河川の水を用いた場合の泡剤の発泡の把握試験結果
昭和46年
消防科学研究所報8号
空中散布用消火剤の研究 空中消火の対象は山林火災だけでなく、木造家屋密集地帯など市街地火災の消火の可能性もあることから、空中散布用消火剤の熱に対する特性試験結果
昭和47年
消防科学研究所報9号
消火薬剤の開発に関する研究 震災時の初期消火用水として水に各種塩類の添加物を溶解した消火水溶液を用いて、燃焼抑制効果、消火性能試験のほか、低温時における性状、腐食性等の試験の実施結果
昭和47年
消防科学研究所報9号
界面活性系泡消火剤の性能比較試験について 合成界面活性剤を主成分とする泡消火剤と蛋白系泡剤の消火性能を把握するため損保規格もとづく比較性能試験結果
昭和48年
消防科学研究所報10号
消火薬剤の開発に関する研究 臭化塩、有機酸塩を主成分とした消火薬剤の有効性を把握するため、木質に対する延焼防止効果、熱的挙動、消火性能等の確認実験結果
昭和48年
消防科学研究所報10号
水ゲルについて(第1報) 水に粘着性を持たせ、消火時天井面や壁面に付着させ、消火効果の向上及び水損防止を図るため、増粘剤としてアクリル酸の重合体混合物を使用し、基礎実験の実施結果
昭和50年
消防科学研究所報12号
消火剤の開発に関する研究ー反応型消火薬剤(その1)− −反応型消火薬剤(その1)−リン酸イオン、炭素イオン、水素イオンを含む水溶液中に、金属塩水液の混入により、水に不溶な粘性物質を生成させる反応型粘着層消火薬剤の開発
昭和50年
消防科学研究所報12号
水ゲルに関する研究(第2報) 水を増粘し水の付着能力を高め、延焼防止及び消火作業の効率化、水損防止等水の有効利用を目的とし、水ゲルの付着による冷却の確認、ポンプ車を用いたゲルの放射実験結果
昭和51年
消防科学研究所報13号
消火薬剤の開発に関する研究−反応型消火薬剤(その2)− 反応薬剤としてリン酸塩としてトリポリ燐酸ナトリウム、塩化物として塩化カルシウムを選定し、これを使用しヘリコプターによる散布実験を行い粘着性能の把握試験結果
昭和51年
消防科学研究所報13号
水ゲルについて(第3報) 水の粘度の制御方法の検討、水ゲルを用いた消火実験及び放水実験を行い、消火の状況、再燃防止、放水射程に関して水との比較実験の実施結果
昭和51年
消防科学研究所報13号
ヘリコプターによる消火及び消火剤散布実験結果について 大震災時、ヘリコプターを利用し空からの消火活動の検討のため、当庁保有のへリコプターの消火能力、消火剤散布範囲及び各種消火剤の適応等の把握実験結果
昭和52年
消防科学研究所報14号
水ゲルについて(第4報) ゲル化剤を利用し水に高粘性を与え、水ゲルとして消火技術の効率化を図るため、水ゲルの放射形状及び管路内を流れる水ゲルの挙動把握実験結果
昭和53年
消防科学研究所報15号
消火薬剤の開発に関する研究(反応型消火薬剤その3) 水の有効利用という観点から、消火薬剤の開発を行ってきたところである。今回は試作消火器(所報13号参照)による消火実験を主とし、その結果から改良型消火器を制作するとともに、有効薬剤を決定した
昭和53年
消防科学研究所報15号
消火薬剤の開発に関する研究(反応型消火薬剤その4) 二液を反応させ増粘効果による消火効果をはかる反応型消火薬剤は、トリポリリン酸ナトリウム、塩化カルシウムの混合物が最良なことから、二液を同時に出す消火器の試作
昭和53年
消防科学研究所報15号
水ゲルについて(第5報) ホース延長時、高所送水時等の条件下においても、水の粘度制御による有効な消火活動ができる水ゲル補助剤圧入装置を試作し、水ゲルの放射実験結果
昭和58年
消防科学研究所報20号
低定温域における泡性状について 合成界面活性剤泡消火剤を、冷凍倉庫や寒冷地の火災時、発泡した泡の凍結による消火効果把握のため、低温域の発泡性能、泡凍結による可燃性蒸気の密閉把握試験結果
昭和58年
消防科学研究所報20号
各種泡消火薬剤の消火性能比較実験結果について 水性膜泡消火薬剤が大規模危険物施設の火災に適応の可能性を把握するため、各種泡消火薬剤を用いての消火性能比較実験結果
昭和59年
消防科学研究所報21号
消火用添加剤の消火効果について(第1報) 非イオン系界面活性剤による消火実験ゴムや合成樹脂類の火災に、燃焼物体内部への湿潤性及び再燃防止効果も良いといわれる非イオン系界面活性剤を用いた、添加剤の消火効率及び物理性状の把握確認実験結果
昭和60年
消防科学研究所報22号
消火用添加剤の消火効果について(第2報)−防着浸透性と消火効果− 消火用添加剤の付着浸透性と消火効果の比較検討を行い、さらに増粘剤を添加した場合の消火効果についての検討結果
昭和62年
消防科学研究所報24号
ゲル化剤(高吸水性樹脂)利用による延焼抑制効果の研究 予備注水の効果をより向上させる方策として、ゲル化剤の持つ吸水性及び付着性に着目し、壁体等にゲル層をつくることによって火災棟からの輻射熱の抑制効果確認実験
平成9年
消防科学研究所報34号
発酵剤によるたん白泡消火薬剤の処理に関する研究(第1報) 使用期限後のたん白泡消火薬剤を分解処理し、自然界に肥料または土壌改良資材として還元できる可能性の検討結果
平成11年
消防科学研究所報36号
発酵剤によるたん白泡消火薬剤の処理に関する研究(第2報) 使用期限後のたん白泡消火薬剤を発酵処理し、この土壌を用いて小松菜の発芽試験を行い、無害化時の目安となる化学数値の把握に関する試験結果
平成13年
消防科学研究所報38号
消火活動における消火剤の有効性に関する研究(その1 基礎消火実験1) 基礎消火実験及び実大建物火災消火実験を通じて普通(建物)火災における消火剤の消火効果、消火剤の性状、保存性及び安全性に関する実験結果
平成13年
消防科学研究所報38号
消火活動における消火剤の有効性に関する研究(その2 基礎消火実験2) 同研究、その1に引き続き、本来泡消火剤として使用される油脂火災用界面活性剤系の消火剤について、普通火災用として販売されている界面活性剤系消火剤と同一濃度(0.3%)を用いて室内火災に対する消火効果に関する基礎実験結果
平成13年
消防科学研究所報38号
消火活動における消火剤の有効性に関する研究(その3 実大建物火災消火実験1) 同研究、その1で報告した基礎消火実験の結果を踏まえて実火災の場合の消火効果を検証するため取壊し予定の実大建物を使用しての火災消火実験の結果
平成13年
消防科学研究所報38号
消火活動における消火剤の有効性に関する研究(その4 実大建物火災消火実験2) 同研究、その1、その3の結果を踏まえ、取壊し予定の共同住宅においてその3実験時の面積2倍の燃焼室における普通火災用界面活性剤系消火剤の火災消火実験の結果
平成13年
消防科学研究所報38号
消火活動における消火剤の有効性に関する研究(その5 各種消火剤の物性及び安全性) 消火剤が普通(建物)火災に一般的に広く使用されることを念頭に、使い易さの目安となる諸性質、人や環境に関する影響(安全性)について調査・実験を行った結果
平成13年
消防科学研究所報38号
消火活動における消火剤の有効性に関する研究(その6 界面活性剤系消火剤の消火原理とその保存性) 一般火災用界面活性剤系消火剤について、湿潤・浸透性、保存性等の調査・実験を行った結果
平成13年
消防科学研究所報38号
水溶性液体に対する泡消火剤の耐液性について 成分の異なる各種泡消火薬剤を使用して、水溶性液体及びガイアックス等アルコール系自動車新燃料に対する耐液性の実験及び、異種泡消火薬剤混合時における凝固物の発生に関しての実験結果
平成14年
消防科学研究所報39号
アルコール系の新燃料等に対する泡消火薬剤の有効性について アルコール系新燃料等に適応する泡消火薬剤を確認するため、アルコール系新燃料であるガイアックスとその成分を中心として、各種の泡消火薬剤を用いた消火実験の結果
平成18年
消防技術安全所報43号
ガンタイプノズルによる泡消火薬剤の消火効果の確認実験について ガンタイプノズルを使用しクラスA泡消火薬剤「フォスチェック」とクラスB泡消火薬剤「ジェットフォームXX」の消火効果を確認するための基礎実験を実施した。
平成20年
消防技術安全所報45号
感温性ポリマー水を消火剤とする背負い式消火器具の消火能力の検証 消火器の消火能力単位を求める試験方法を参考に行った。感温性ポリマー水を消火剤として使用する専用背負い式消火器具の消火能力の検証を行った。
 平成27年
消防技術安全所報52号
マグネシウム火災に対する乾燥砂等の消火効果に関する検証 本検証は、燃焼しているマグネシウムに対して、様々な種類の試料で覆った場合の消火効果について確認した。併せて、燃焼しているマグネシウムに対し、放水した場合の影響について確認した。
 平成27年
消防技術安全所報52号
マグネシウム火災に対するABC火災用粉末消火薬剤及び金属火災用消火薬剤の消火効果に関する検証 本検証は、燃焼しているマグネシウム又は木材に対して、ABC火災用粉末消火薬剤又は金属火災用消火薬剤を放射した際の内部温度及び放射熱量等を測定し、その消火効果について確認した。
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消火薬剤・消防設備等に関すること

■ 消防設備
掲載年度 テーマ 概   要 PDF
昭和38年
消防科学研究所報1号
地下駐車場の水噴霧消火設備消火実験 地下駐車場に設置する消火設備として、使用されている各種水噴霧消火設備について、性能の把握実験結果
昭和40年
消防科学研究所報2号
高速道路トンネル内の火災実験 消防用設備等の管理上の問題、排煙方法、消火栓の設置間隔等を把握するため火災の煙の拡散、排煙効率、路面に漏れた燃料の流動状況等の測定結果
昭和43年
消防科学研究所報5号
大量噴霧消火装置の研究(第3報) 昭和40年より研究を開始し、再三にわたる試作性能実験を行い、逐次近代装備としての形態を整え、効果を収めてきたが、追加性能実験を行ったのでその概要を報告する。
昭和46年
消防科学研究所報8号
東消式高発泡消火栓装置の開発について 東消式高発泡器を一般の消防用設備としても広く活用し、化学消火の合理化をはかる目的で試作した高発泡消火栓装置の実験結果
昭和47年
消防科学研究所報9号
蓄圧型消火器に関する基礎研究 蓄圧型消火器について充てん水量、充てん空気圧力を種々変えた場合の放射特性、ノズル口径が消火効果に与える影響に関する試験結果
昭和47年
消防科学研究所報9号
消火器ならびに簡易消火用具の比較実験結果報告(第1報) 震災に対する消火器並びに簡易消火具のあり方を模索するため、各種の消火器等を用いて消火効果、操作性の難易等についての比較実験結果
昭和47年
消防科学研究所報9号
駐車場火災の消火実験 駐車場等の噴霧消火設備と高膨張泡消火装置の性能比較を実施し、固定消火設備としての高膨張泡消火効力の資料を得るための実大規模消火実験結果
昭和48年
消防科学研究所報10号
界面活性剤系泡消火器の開発 界面活性剤系泡消火液を消火器に使用することの有利さに着目し、界面活性剤系の泡剤を充てんした泡消火器の試作開発結果
昭和49年
消防科学研究所報11号
加圧式二液消火器の開発について(第2報) 所報10号の試作1号器を、消火器上部の構造のレバー式、原液の装てんのパック方式化、発泡管そう部を合成樹脂製化、容積、内部の等の構造の改良結果
昭和50年
消防科学研究所報12号
定圧消火器の開発について 放射初期から終了まで適正な圧力で放射できる定圧式消火器を開発を行い、A・B火災に対する消火効果の実験結果
昭和51年
消防科学研究所報13号
家庭用スプリンクラーの開発について 震災時の火災対策として、家庭用スプリンクラーの検討を行い、簡単な自動消火装置として、家庭用スプリンクラー装置を試作した消火性能実験結果
昭和52年
消防科学研究所報14号
家庭用スプリンクラーの実験結果について 電気温水器の温水そうの水源を利用したスプリンクラー装置について、散水時の配管の圧力損失、温水の温度降下等の測定実験、杉材クリブ・テンプラ油火災消火実験結果
昭和53年
消防科学研究所報15号
スプリンクラー設備の作動時における火災雰囲気の変化について スプリンクラー設備が作動した場合に火災室の温度、水蒸気、ガス等の火災雰囲気について把握するための実験結果
昭和55年
消防科学研究所報17号
家庭用初期消火用具の開発及び消火性能実験 震災時の初期消火資器材として、一般家庭用として住民が手軽に使える消火用具の開発が要望していることから、使いやすく、スマートで、安価な家庭用小型水消火器の開発
昭和55年
消防科学研究所報17号
規制外自動車用消火器による消火実験(マイカー用消火器の性能について) 当庁指導により日本消火器工業会が開発した、小型粉末ABC消火器で、二酸化炭素加圧式の放射時間13秒のものを使用しての消火実験の実施結果
昭和56年
消防科学研究所報18号
簡易型火災警報器の実用性能実験結果について 簡易型火災警報器を実大規模の住宅模型に設置し、魚の調理、天ぷら鍋のかけ忘れなど、日常の生活条件における火災発生初期の煙又は熱による作動実験の実施
平成2年
消防科学研究所報27号
住宅用スプリンクラーの開発について(第1報) 初期消火対策として住宅用スプリンクラー装置の開発の着手に際し、現用のスプリンクラーの基本性能の把握実験結果
平成3年
消防科学研究所報28号
住宅用スプリンクラーの開発について(第2報) 少ない流量で消火効果を高めるため、火点付近に局所的に散水する自動指向散水方式の住宅用スプリンクラーを試作し、実用化に向けた基本性能把握試験結果
平成4年
消防科学研究所報29号
住宅用スプリンクラーの開発について(第3報) これまで試作した住宅用スプリンクラーヘッドよりも少ない水量で消火効果を上げるため、火点付近に局所的に散水する自動指向散水式の住宅用スプリンクラーの試作、性能実験結果
平成7年
消防科学研究所報32号
燃焼音の周波数分析について(第3報) 燃焼音で感知する火災感知装置の実用化に際し、日常生活に存在する雑音と火災音を選別するため、火災の音と紛らわしい低周波音の特性把握実験結果
平成10年
消防科学研究所報35号
水損防止用スプリンクラーの研究開発 火災室内の温度変化をとらえ、高温で通水路を自動開放し、低温で自動閉鎖する水損防止型スプリンクラー設備の開発を行い、試作機を製作、消火実験結果
平成11年
消防科学研究所報36号
水損防止型スプリンクラーの研究開発(第2報) 自動で放水と停止を繰り返し行うため、形状記憶合金を温度センサーに使用し、既存のスプリンクラーヘッドと組み合わせて使用するスプリンクラー消火設備の制御装置を製作、木材を燃焼材として作動実験結果
平成12年
消防科学研究所報37号
可搬式消火器具の放射性状及び消火性能に関する研究 可搬式消火器具のより効果的な活用を図ることを目的として、可搬式消火器具の放射性状を把握し、さらに消火実験により効果的な放射距離を確認するとともに可搬式消火器具の消火能力を消火器の技術上の規格に定める省令に準じて把握した結果
平成12年
消防科学研究所報37号
可搬式消火器具の活用策等に関する研究 可搬式消火器具に消火薬剤を使用した場合の消火効果と、他の放水器具等の消火能力と比較するため、屋外無風状態における消火実験、居室内における消火実験及び車両火災の消火実験を実施した結果
平成12年
消防科学研究所報37号
消防用設備の鋼管継手等の耐震性能の検証に関する研究 地震時に消防用設備(消火設備)の配管系統が破損する事例が報告されていることより、消火設備の中枢であるポンプ周囲から立て配管結合部、床貫通部分の耐震性について検証するための振動実験結果
平成15年
消防科学研究所報40号
住宅用火災警報器に関する研究(第1報) 世論調査結果や火災統計、過去の文献、実験等から住警器を設置することで死傷者低減への効果や初期消火への有効性、さらには煙式住警器が作動してから避難限界となるまでの時間等について、検証した結果報告
平成16年
消防科学研究所報41号
住宅用火災警報器に関する研究(第2報) 住宅火災における熱式住宅用火災警報器の有効性を確認するため、就寝中の電気ストーブから寝具に着火した火災を想定した燃焼実験結果の報告
平成18年
消防技術安全所報43号
大量物品販売店舗における消防対策検証実験の結果について(その1) 大量物品販売店舗の圧縮陳列部分の火災に、比較的設置容易な住宅用スプリンクラーの火災抑制効果を検証した。 圧縮陳列部分に組布団を用いた場合、収納袋のみが燃焼している点火後概ね2分までに散水できれば火災抑制効果が得られることが検証された。
平成18年
消防技術安全所報43号
大量物品販売店舗における消防対策検証実験の結果について(その2) 大量物品販売店舗での火災の早期発見に適する感知器を検証するために、火災実験で各種感知器の作動時間を測定した結果、炎感知器がもっとも早く火災を感知することを確認した。そこで実際の営業店舗に設置し誤報発生の頻度を調査した結果、その可能性は低いことがわかった。
平成18年
消防技術安全所報43号
大量物品販売店舗における消防対策検証実験の結果について(その3) 大量物品販売店舗で発生した火災で、従業員がどの程度の時間で火点まで駆け付けるのか、また、どの程度初期消火が可能かを実店舗で検証した。
その結果、炎センサとPHSを連動させた感知システムを用いれば店員は出火から概ね1分で火点まで駆け付けられることを確認した。組布団を陳列した棚であれば簡易消火具で出火後2分以内のものであれば消火可能であった。
平成18年
消防技術安全所報43号
住宅用火災警報器の調査のための定温式感度試験機について 平成16年10月から住宅用火災警報器の設置が義務付けられた。また、性能についても調査することができると条例で定められた。定温式住宅用火災警報器の感度を調査するための試験機を制作した
平成19年
消防技術安全所報44号
光電式住宅用火災警報器等の感度特性の検証結果 日本消防検定協会及びUL規格品の各種光電式住宅用火災警報器等について、煙濃度および風速に対する感度特性を検証した
平成20年
消防技術安全所報45号
泡消火薬剤が消火設備用配管に与える腐食の影響に関する検証 平成17年より、屋外タンク貯蔵所の固定泡消火設備(第3種)の点検方法に、泡消火設備を起動させる方法が加えられた。
そこで本検証では、泡消火薬剤が配管へ与える腐食の影響を検証し、@配管材質による腐食の受け方の違いA洗浄による腐食の抑制効果を明らかにした。
平成20年
消防技術安全所報45号
実大火災実験における住宅用火災警報器の有効性に関する検証結果 住宅用火災警報器を設置基準に基づき取り付けることの有効性について検証するため、実際の建物を使用した検証を行った。
平成20年
消防技術安全所報45号
竪穴区画内における煙感知の有効性に関する検証 立体駐車場の複雑な内部構造により炎の光が遮られ、炎感知器では有効な感知ができない可能性がある場所において、レーザー光で煙を感知する方式を検討した。
平成20年
消防技術安全所報45号
光電式・定温式住宅用火災警報器の比較検証 煙式住宅用火災警報器及び熱式住宅用火災警報器を設置した室内で、比較的発煙量の多い食材を調理した場合の住宅用火災警報器の作動状況を確認した。
令和 4年
消防科学セーフティレポート59号
簡易消火具等の初期消火効果に関する検証

本検証では、市販されている簡易消火具等を用いて消火実験を行い、各製品の消火能力、操作性、安全性について確認することを目的とした。

計10種の簡易消火具等で消火実験を行った結果を比較すると、性能評定を受けている住宅用下方放出型自動消火装置が消火能力、操作性、安全性において優れているなど、それぞれの消火能力、操作性、安全性を確認することができた。

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消火薬剤・消防設備等に関すること

■ 火災警報設備
掲載年度 テーマ 概   要 PDF
昭和50年
消防科学研究所報12号
ガス漏れ警報器の信頼性について 住宅構造が気密化したことに伴う燃料ガスの漏洩による中毒、爆発事故防止のため、ガス漏れ警報器の各種製品の信頼性に関する実験結果
昭和61年
消防科学研究所報23号
聴覚障害者用火災警報装置の研究開発について 聴覚障害者用の強い光による火災警報装置について、一般住宅用及び身体障害者施設用の二種類の試作開発結果
昭和61年
消防科学研究所報23号
一般住宅用ガス漏れ警報器の燃焼生成ガスによる作動特性について 可燃物の燃焼生成ガスによりガス警報器が作動した事例から、ガス警報器の燃焼生成ガスによる作動特性把握実験
平成5年
消防科学研究所報30号
燃焼音の周波数分析について 燃焼音を感知する新たな火災感知装置の開発に際し、物が燃焼する際に発生する音を電気的に処理する必要があり、どのような特徴があるか確認するための燃焼音に関する実験結果
平成6年
消防科学研究所報31号
燃焼音の周波数分析について(第2報) 燃焼音で感知する火災感知装置を開発するため、燃焼音に含まれる各周波数成分のうち、超低周波域の部分を対象に、燃焼時の音の特徴をとらえるための燃焼実験分析結果
平成7年
消防科学研究所報32号
燃焼音の周波数分析について(第3報) 燃焼音で感知する火災感知装置の実用化に際し、日常生活に存在する雑音と火災音を選別するため、火災の音と紛らわしい低周波音の特性把握実験結果
平成8年
消防科学研究所報33号
燃焼音の周波数分析について(第4報) 燃焼音で感知する火災感知装置の実用化にあたって、火災と紛らわしい音には、室内を人が移動することにより発生するものがあり、その音の分析測定実験を行い特性把握結果
平成9年
消防科学研究所報34号
燃焼音の周波数分析について(第5報)−燃焼音検出方式火災感知器の開発− 音で火災を検出する感知器を開発するため、これまでの検証結果をもとに、実用タイプの装置を試作し、既存感知器との比較実験結果
昭和63年
消防科学研究所報25号
聴覚障害者用火災警報装置の開発について 聴覚障害者の音感特性測定及びこれに基づく低周波音による火災警報装置の試作結果
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[お問合せ先] 安全推進部安全技術課 東京都渋谷区幡ヶ谷一丁目13番20号 <地図>
TEL:03-3466-1515