車両火災において近接するマンション居住者が屋内消火栓設備を活用し、初期消火を実施した事例
用途等 | 住宅 耐火 6/0 | 出火場所 | 路上の車両 |
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焼損程度 けが人等 |
トラック荷台、オートライナー各若干焼損 なし |
出火時間帯 | 朝 |
出火原因 | 走行中のトラックの荷台に積載した稼働中のオートライナー(道路舗装施工機器)の加熱部分に紙製の型紙が接触し、出火したもの。 | ||
自衛消防活動の状況※ | |||
発見 |
道路舗装施工業作業員Aは、作業現場に向かうためトラックを運転していると、車内のミラーでトラック荷台から火が上がっていることを確認した。Aは、路上に車両を停車、下車し、積載したオートライナー等が燃えていることを発見し、初期消火するとともに、付近住民に助けを求めた。 |
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通報 | 付近にいた通行人Bは、トラック荷台から炎が上がっていることを確認し、自身の携帯電話から119番通報をした。 | ||
初期消火 |
下車したAは、荷台のオートライナーに取り付けられているガスボンベの閉鎖状況を確認し、離脱するとともに、積載していた危険物(ガソリン携行缶1缶及びLPガスボンベ3本)を路肩に降ろした後、荷台に積載されているほうきを使用し消火しようとしたが、消火に至らなかった。 |
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避難誘導 |
なし |
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防火管理上の推奨点 | |||
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防火管理上のポイント | |||
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自衛消防活動の状況は、関係者からの聞き取りによるものです。
【車両と近接マンションの略図と火災発生時の動き(イメージ)】

問合せ先
- 防火管理課