明治後期(明治31年~明治45年)
2024年12月30日 更新
明治後期は、明治中期における大日本帝国憲法の制定、国会の開設など、確立された近代国家体制の上に立って、重工業を中心とした産業振興に伴う資本主義経済の発達やロシアとの交戦等、小国日本の国威を世界に示した時期であり、これら社会の流れの中にあって消防も明治中期の近代防への揺籃期を経て、消防の機械化への黎明の時期であった。
消防制度の整備
消防事務の充実強化をはかるため、文書の管理保存に係る「消防分署文書簿冊整理及保管規程」が明治32年5月に、消防事務執行上必要な会議に係る事項を定めた「消防官会議規則」が明治32年7月に、また、服務上必要な事項などを部下一般に周知徹底させるための「消防訓示規程」が明治32年10月にそれぞれ制定された。
消防分署・派出所の改称
明治39年(1906年)4月17日
警視庁管制の改正に伴い、消防署は消防本部、消防分署は消防署と改称された。改称により、第四消防分署は第四消防署と、また、万世橋派出所は万世橋出張所となった。
警視庁管制の改正に伴い、消防署は消防本部、消防分署は消防署と改称された。改称により、第四消防分署は第四消防署と、また、万世橋派出所は万世橋出張所となった。
蓬萊町出張所の開設
明治44年(1911年)4月14日
第四消防署蓬萊町出張所(現在の駒込出張所の前身)が、本郷区駒込蓬萊町13番地(現在の文京区向丘二丁目27番地)に開設された。
第四消防署蓬萊町出張所(現在の駒込出張所の前身)が、本郷区駒込蓬萊町13番地(現在の文京区向丘二丁目27番地)に開設された。
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