化学車(西部化学)

 この車両は、通常の火災、救助、危険物の排除等の活動に加えて、危険物製造工場やタンクローリーの横転などの危険物火災への対応に特化しています。車両にはA-2級の消防ポンプが搭載されており、容量1,500Lの水槽と、容量300L(150L×2槽)の泡剤槽が搭載されています。
 危険物火災に対応するための泡混合装置、泡放射銃、各種発泡器具も装備されています。車両の上部に設置された泡放射銃は、最大で毎分3,000Lの放水が可能です。
 また、危険物火災時に隊員を熱から守るための特殊な耐熱服も配置されています。
 この写真の車両は「西部化学」で、北多摩西部消防署は本署(北多摩西部消防署)と武蔵村山出張所に1台ずつ、計2台の化学車が配備されています。

正面

左側面

右側面

耐熱服で泡放射を実施

スペック

全長:
6.98m
全幅:
2.4m
全高:
2.87m
車両総重量:
10,925㎏
乗車定員:
7名
配置署所:
北多摩西部消防署、武蔵村山出張所

問合せ先

  • 北多摩西部消防署 予防課 防火査察係
  • 042-565-0119