照明電源車(西部照明)

 この車両は、夜間の災害現場で照明活動を行うとともに、消防機器などへの電力供給を目的とした電源車として使用されています。
 LED発光式とメタルハライド式の2種類の投光器、その他の照明器具、発電装置などを搭載しています。
 塔体に設置されている照明は、メタルハライドランプ8基とハロゲンランプ8基によるカクテル光線方式を採用し自然昼光色に近い光線を発します。塔体を立てることで高さ10.5mの位置から照明を当てることができ、前方100mの位置でも平均約120ルクス(書斎や事務所の照明よりはやや暗い程度の明るさ)の照度を確保しています。
 照明電源車は東京消防庁管内で10台運用されており、多摩地域には八王子消防署由木分署と北多摩西部消防署の2署に配置されています。そのため、北多摩西部消防署の管外へも多く出動します。

正面

左側面

右側面

照明設定時

スペック

全長:
7.09m
全幅:
2.35m
全高:
3.56m
車両総重量:
9.680㎏
乗車定員:
3名
配置署所:
北多摩西部消防署

問合せ先

  • 北多摩西部消防署 予防課 防火査察係
  • 042-565-0119