災害時支援ボランティア
2024年11月17日 更新
災害時支援ボランティアの必要性

東京消防庁が震災時などにおけるボランティア活動の必要性に対し注目するきっかけとなったのは、1989年にアメリカ合衆国サンフランシスコ市を中心に大きな被害を出した「ロマ・プリータ地震」で、そこでのボランティアの目覚ましい活躍を目の当たりにし、日本でもボランティアの必要性を認識しました。
その後、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に、東京消防庁において、同年7月から本格的に災害時支援ボランティア制度を導入し、震災対策の一つとして重要な位置づけがなされています。
災害時支援ボランティアの活動
東京消防庁管轄区域に震度6弱以上の地震が発生した場合は自主的に参集し、大規模な自然災害や災害が発生し消防署から支援の要請があった場合は任意で参集し、応急救護活動、後方支援活動などを行います。
また、震災等に備え、地域の防災リーダーとして防災訓練などの指導を行います。
また、震災等に備え、地域の防災リーダーとして防災訓練などの指導を行います。
応急救護活動

- 傷病者に対する応急手当
- 傷病者の搬送
- 救護所の設営 など
後方支援活動

- 給食支援活動
- 仮設トイレの設定
- 帰宅困難者に対する道案内
- 食料等の物資の搬送 など
防災訓練指導

地域の防火防災訓練等において、初期消火訓練や応急救護訓練等の指導を行います。
災害時支援ボランティアに登録するには
原則として石神井消防署管内に居住または勤務・通学されており、15歳以上(中学生を除く)で、以下のいずれかの要件を満たす方が登録できます。
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普通救命講習を修了している等、応急救護に関する知識を有する方
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過去に消防団員、消防少年団員として1年以上の経験がある方
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震災時等、復旧活動時の支援に必要となる資格や技術(消防設備士、危険物取扱者)を有する方
また、災害時の実働ボランティアであるため、活動には一定の知識、技術が必要です。登録時(後)に3時間程度の「ボランティア講習」を受けていただくほか、各種訓練や講習会に参加していただき、知識・技術の向上を目指します。
災害時支援ボランティア募集中!
石神井消防署では災害時支援ボランティアを募集しています!
石神井消防署までお越しいただき、その場で写真撮影を行い、必要事項を登録申込書に記載することにより登録できます。
なお、その際に登録者本人であることを確認できる公的機関で発行された証明書等が必要となります。
ぜひ、お問い合わせください!
令和6年度の主な活動計画について
6月9日(日)
ボランティア会議・ボランティア講習10月13日(日)
ボランティア会議・ボランティア講習11月30日(土)
東京消防庁総合震災消防訓練令和7年1月19日(日)
ボランティア会議・ボランティア講習 防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)各月共通
- 小学校の救命入門コース、中学校の救命講習等での指導支援
- 石神井公園出張所で、毎月第3日曜日に行う石神井消防署の署公募救命講習の指導 ・支援
- 防災訓練、広報イベント等への参加(広報活動、訓練私道等の支援)
関連リンク
問合せ先
- 石神井消防署
- 警防課
- 防災安全係
- 災害時支援ボランティア事務局
- 03-3995-0119(内線320、321)