麻布消防団 |
麻布消防団は、消防団長以下97名の団員で構成されています。団本部を核として、4つの分団が、可搬ポンプ8台、ポンプ積載車両2台を装備し、麻布・六本木地区の安全と安心を守っています。
麻布消防団には第1分団から第4分団の4つの分団があります。それぞれの受け持ち区域は次のとおりです。
分団名 | 受け持ち区域 | |
第1分団(15名) | 西麻布1〜4丁目、六本木7丁目 | |
第2分団(21名) | 南麻布1〜5丁目 | |
第3分団(23名) | 六本木1〜5丁目、麻布台1〜3丁目、麻布永坂町、麻布狸穴町 | |
第4分団(22名) | 東麻布1〜3丁目、麻布十番1〜4丁目、六本木6丁目、元麻布1〜3丁目 |
「災害対応」では、火災時の消火・救護活動、水災時の情報収集や住民の避難誘導、震災時の応急救護などがあります。「災害の予防」では、年末年始や各種催し物等の際に消防特別警戒を実施し、災害の発生を未然に防ぐ活動をします。「防火、防災に関する普及・啓発」では、機会をとらえて地域住民に対し、防火防災に関する知識・技術の普及や啓発活動をします。
麻布消防署では、消防団員を募集しています。
入団資格…年齢18歳以上の健康な方で、当該消防団の区域内に居住、または勤務している方。ただし、次に該当する方は、消防団員になることはできません。
1 | 成年被後見人または被保佐人 |
2 | 禁錮刑以上の刑に処せられ、その執行を終わってから2年を経過しない者 |
3 | 免職の懲戒処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者 |
麻布消防団の年間の定例的な行事についてご紹介します。
時期 | 主な行事 | 概要 |
1月 | 消防団始式 | 各消防団で表彰式を主体に行います。 |
東京消防庁出初式 | 特別区全団から代表者が、部隊検閲、徒列部隊・機械部隊分列行進、消防活動などに参加します。 | |
5月 | 水防訓練 | 水災に備え、各区内合同で水防工法などを訓練します。 |
5・6月 | 消防操法大会 | 各消防団で日頃の訓練成果を競います。 |
8月 | 麻布十番納涼祭の警戒 | 麻布消防署員と連携して祭の警戒にあたります。 |
9月 | 総合防災訓練 | 都総合防災訓練は実施する区が行いますが、防災期間中は、各地域で行う防災訓練において各消防団が防災指導にあたります。 |
9・10月 | 消防団点検 | 消防団の災害活動技術や士気の状況を確認します。 |
10月 | 震災訓練 | 特別区の全消防団で一斉に震災訓練を行います。 |
東京都消防操法大会 | 平成20年度は、麻布消防団が見事優勝しました! | |
12月 | 年末消防特別警戒 | 各消防団で行います。 |
麻布消防少年団 |
消防少年団とは、少年少女が防火防災に関する知識や技術を身につけるとともに、規律ある団体生活を通じ、責任感ある大人に成長することを目的としています。
初期消火訓練、応急救護訓練、結索訓練(ロープワーク)、規律訓練のほかに、老人福祉施設の訪問や施設見学、夏季キャンプなどもあります。
入団資格 | 小学校1年生から中学校3年生までの男女 |
活動日 | 毎月1回から2回(主に日曜日)、夏休みには1泊でキャンプがあります。 |
その他 | 制服が貸与されます。 |
災害時支援ボランティア |
東京消防庁災害時支援ボランティアは、登録制の専門ボランティアです。国内外で発生した大地震において市民ボランティアが活躍したことを受けて、平成5年から東京消防庁が全国に先駆けて検討を開始し、試験的運用を経て平成7年7月に発足させた制度です。
災害時の活動としては、消防職員の指導・助言により、応急救護や各種後方支援活動を行います。平常時は、災害時の後方支援を中心とした活動に備えた訓練、ボランティア講習の受講(3年ごと)、チームリーダー以上を目指す人を対象とした「リーダー講習」、「コーディネーター講習」への参加などがあります。
麻布消防署では、災害時支援ボランティアを募集しています。 登録要件は以下のとおりです。原則として東京消防庁管内に居住し、勤務し、又は通学されており、震災時等に消防に対する支援活動を行う意志のある15歳以上(中学生を除く)の方で、次のいずれかの要件を満たす方です。
1 | 普通救命講習を修了しているなど、応急救護に関する知識を持つ方 |
2 | 過去に消防団員、消防少年団員として1年以上の経験を持つ方 |
3 | 震災時等、復旧活動時の支援に必要となる資格や技術(消防設備士、危険物取扱者)を持つ方 |