広報とうきょう消防(第56号)5

新生活の始まりに 家具転対策を見直しましょう

入学・就職・転勤に伴う引越しや部屋の模様替えなどの機会に家具転対策を見直し、いつ起こるか分からない地震に備えましょう。

家具転対策とは、家具類の転倒・落下・移動防止対策の略です。

家具転対策実施率向上による被害軽減効果(首都直下地震等による東京の被害想定報告書より)家具転対策実施率が現状の57%から100%になると、死者数が8割減少すると想定される。

3つのポイント

1 集中収納

クローゼットや据え付け収納家具へ集中収納し、できるだけ生活空間に家具類を置かないようにしましょう。

収納イメージ

2 レイアウトの工夫

けがや避難障害防止のため、家具類のレイアウトや置く方向を工夫しましょう。

レイアウト工夫イメージ

3 対策器具の設置

レイアウトの工夫をしたうえで対策器具を設置しましょう。ポール式やマット式のように壁や家具を傷つけにくい対策器具もあります。

対策器具の設置イメージ