都民の皆さんへのお願い 救急車の適時・適切な利用にご協力を!

救急活動の現状

救急出場件数は、令和3年以降、急増しています。
東京消防庁管内の令和5年中の救急出場件数は、918,311件でした。
これは、救急車が一日平均2,516件、 34秒に1回の割合で出場したことになります。

グラフ画像:救急出場件数の推移

救急車は限りある資源

東京消防庁管内には、274台の救急車があります。(令和6年4月1日現在)
出場件数が増加すると、現場から遠い救急車が出場することが増え、一分一秒を争う現場への到着が遅れる恐れがあります。

近くの消防署

令和元年と比較して、出場から現場に到着する平均時間が、3分19秒延伸しています。

グラフ画像:救急車が出場から現場へ到着するまでに要した平均時間

令和5年における軽症者数は、419,723人で搬送人員の54.2%を占めています。
軽症者数は、令和3年以降増加しています。

グラフ画像:搬送人員・軽症者数・軽症者割合の推移

救急車は、限りある資源です。
救急車を必要な人が必要な時に安心して利用できるよう適時・適切な利用にご協力ください。

救急車の適正利用啓発動画

救急車の適正利用の啓発①
適正利用啓発動画①(16秒)
救急車の適正利用の啓発②(音声ありver )
適正利用啓発動画②(16秒)
♯7119と救急車の適正利用「るいちゃん」
♯7119と適正利用(15秒)

救急車を呼ぶか迷った場合

  • 東京消防庁救急相談センター「♯7119」
    救急車を呼ぼうか迷った時や診察可能な病院がわからない場合は、東京消防庁救急相談センター「♯7119」をご利用ください。救急相談センターでは、緊急性に関するアドバイスやその時点で受診可能となっている医療機関の案内を行っています。
  • 東京版救急受診ガイド
    症状ごとの質問に答えていくことで、病気や怪我の緊急度や受診する科目の確認ができます。東京消防庁ホームページや公式アプリ、消防署で配布している救急受診ガイド(冊子版)から確認できます。
画像:東京版救急受診ガイドWEB版
画像:東京版救急受診ガイド冊子版

ためらわず救急車を呼んでほしい症状

生命に関わる心疾患や脳疾患は、何の前触れもなく起こることがあり、突然の発症に対する早期の通報、救急隊による適切な処置、そして早期の病院搬送は、傷病者の後遺症の軽減、早い社会復帰や救命に繋がります。
「ためらわず救急車を呼んでほしい症状」を示します。該当した場合は、速やかに119番に連絡してください。
※救急車利用リーフレット 総務省消防庁HP 参照

リーフレット1
リーフレット2
リーフレット3

PDFデータのダウンロードはこちら
(PDF:826KB)

(総務省消防庁資料より抜粋)

自分で病院に行くことが可能な場合

  • 医療情報ネット「ナビイ」(厚生労働省)
    医療情報ネットは、パソコンやスマートフォンで、全国の医療機関・薬局について検索・情報収集ができるサービスです。
    診療日や診療科目といった一般的な情報に加え、対応可能な疾患・治療内容、提供しているサービスなどさまざまな情報から、全国の医療機関・薬局を検索することができます。
  • 医療機関案内サービス ひまわり(東京都保健医療局)
    医療機関の所在地、電話番号、診療科目、診療曜日・時間などを365日24時間ご案内しています。
    電話:03-5272-0303
    聴覚障害者向け専用ファクシミリ:03-5285-8080
    ファクシミリでのご案内はファクシミリ機能付き電話機に対応しています。
    音声のアナウンスに従ってダイヤルまたはプッシュボタンを操作してください。
  • 東京民間救急コールセンター(東京防災救急協会)
    入退院や病院から病院への転院搬送などの際に、東京消防庁が認定した患者等搬送事業者(民間救急車)やサポートCab(救命講習を修了している運転手が乗務するタクシー)を24時間無休でご案内します。
    搬送費用は、有料となります。
  • 全国タクシーガイド(一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会HP)
    日本全国のタクシー事業者を目的別に簡単に検索できます。

問合せ先

  • 救急部 救急管理課 計画係